[アーカイブあり]技術広報 / DevRelのための基礎勉強会【イベントレポ】
みなさん、こんにちは!bgrass取締役COOのふーみんです!
bgrassは、IT業界のジェンダーギャップ解消を目指して、テックリードを目指す女性・ITエンジニア向けハイスキル転職サービス「Waveleap」を運営しています。
今回Waveleapでは、3月27日に佐藤祥子さんを講師にお招きして、「技術広報 / DevRelのための基礎勉強会」を開催しました。
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※ Waveleap登録者限定で、今回の講座をアーカイブ動画として公開中です!
<視聴方法>
1.まずはWaveleapにご登録ください!
(https://waveleap.jp/signin?utm_source=note&utm_campaign=devrel0327)
2.ログイン後、右上メニュー、あるいはヘッダーメニューの「アーカイブ」をクリックします。
3.当該講座をクリックして動画をご視聴ください。
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イベントページ(Connpass)はこちら
今回の記事では、当日の様子をイベントレポートとしてお届けします!
イベントの目的と概要
最近注目されている技術広報/DevRel。情報発信に力を入れているエンジニアの方も最近増えています。
「技術広報/DevRelのキャリアを目指してみたい」
「興味あるけど、何から始めたら良いんだろう?」
という方も多いのではないでしょうか。
エンジニアのキャリアはマネージメント、スペシャリストだけではありません!
技術広報/DevRelについて学ぶことでキャリアの選択肢を増やしていけたらと考え、今回の基礎勉強会の開催に至りました。
講師紹介
佐藤祥子 / THE BIGLE株式会社 CEO / DevRel / Community Manager / Advocate
ベンチャー企業のフロントエンドエンジニアを経て、2019年9月よりLINE(現・LINEヤフー)のDevRelチームにてエンジニア組織のTech Branding、Trainingや技術カンファレンスの運営を担当。イベントやブログ、動画などを中心に社内外の技術コミュニティの盛り上げや機会づくりなど各組織のサポートに従事。その後、2024年3月よりDeveloper Relationsのサポート事業(技術広報・技術コミュニティ・技術カンファレンスの支援)を行うTHE BIGLE株式会社を立ち上げ、独立。
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3.当該講座をクリックして動画をご視聴ください。
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インプットセッションの様子
技術広報の重要性と役割
広く社会に向けて報ずる「広報(PR:Public Relations)」と併せて、ここ3、4年で広まりつつある「Developer Relations(開発者との関係性を重視するマーケティング施策)」
以前は自社が開発するプロダクトを広めるためのマーケティング手法としての側面が強かったそうです。
しかし現在では、社外のエンジニアとの関係を築くコミュニケーションの側面も出てきて、更に広いステークホルダーを視野に入れた言葉になっていきました。
技術広報が担う役割は様々です。
採用活動の促進(採用したい人材にアプローチし、働きたいと思ってもらう)
技術ブランディング(開発者自身の言葉で発信することで、安心してプロダクトを使ってもらう・開発者同士の信頼関係を育む)
開発者同士で繋がり合う(コミュニティを形成し、スキルの高い人同士が繋がり合う)
様々な役割を担う技術広報において重要なのは「取り組みの定義づけ」です。
どうしても「とりあえずブログを始めたい」など、アクションそのものが技術広報の目的となってしまいがちですが、大切なのは広報を通じて「誰と繋がりたいか」「どう思ってほしいのか」といった達成したい内容に合わせたマーケティング施策だといいます。
必要なスキルと求められること
様々な役割を担う技術広報は、求められるスキルも多岐に渡ります。
コミュニケーションスキル、ライティングスキル、プレゼンテーションスキル(イベントで司会、会議でファシリテーションを担うことも多いため)、トレンドやツールの把握、ブランディングやキャンペーン企画力、リレーションシップ構築力、分析とフィードバックができる力・・・etc.
挙げればいくらでも出てきますが、Shocoさんの言葉をお借りすると、継続的な学習や業界動向のキャッチアップが求められる技術広報は「新しいこと好きな方」「開発者と同じ目線で繋がりたい方」が向いているそうですよ。
具体的な業務内容
説明の後、ワークショップを行うこともあり、まずは実施することに焦点を当ててご説明いただきました。
ロードマップの作成
技術広報の目的を定義し、その目的を達成する戦略を立てます。
「ブログ」「イベント」といった具体的な実施事項よりも「なぜそれを実施するのか」といった分析的な視点で作成します。ターゲットの選定
ペルソナを細かく設定します。「彼・彼女はいる場所はどこ?」「訴求できるコンテンツは?」など、アプローチするマーケットを絞ります。分析
SWOT分析やベンチマークの取り組みを参照するなど、自社にできることは何かを考えます。発信のネタ集め・コンテンツの作成
方向性が定まれば、行動のフェーズです。PR
コンテンツは作成するだけで終わらせてはいけません!作ったコンテンツをターゲットに届けるべく、適切な手法でPRします。
実際はこの後実施内容を分析するそうですが、今回のワークショップでは実施までを体験していただきました。
アウトプットセッション・ワークショップの様子
ワークショップの内容
グループに分かれて実施しました。
実際の企業におけるエンジニア採用をイメージして、ターゲットの明確化や会社の強みの洗い出し、アウトプットの具体化を行います。
その後、どこで・何を行うか、といった実際のプロセスに則りチームでまとめていく、というものです。
参加者の取り組み
各チーム、限られた時間内で生まれたとは思えない具体性と高いクオリティの発表が続きました。
どのチームも、明日から実際に始められそうな内容ばかり!
発表後はShocoさんよりフィードバックをいただき、より実践に向けたイメージを膨らませることができました。
ワークショップを通じて得られた学び
「技術広報の手法は企業だけが使えるものではなく、セルフブランディングにも生きるもの」とShocoさん。
技術者同士はもちろん、活躍できる企業と繋がりを持っていきたいと思った際など、幅広く活かしていけると良いですね!
参加者アンケート
イベント後に行った参加者アンケートでは、多くのコメントが寄せられ、満足度の高い内容となったことが伺えました。
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イベント全体の感想
「技術広報 / DevRelのための基礎勉強会」の名の通り、そもそも「広報とは?」「何のためにやるのか」といった根本的な問いに触れ、その必要性を言語化できるようになったであろう今回のイベント。
「何となくやってみたい」と思っていた方にとっても、「だからやってみたいんだ」「こういう部分に関心があったんだ」といった多くの気づきを得られたのではないでしょうか。
参加者の方から挙がった「明日からやってみたい」という言葉にも表れているように、成果に即効性が無くとも、行動することで何かに必ず影響してくる技術広報/DevRelの取り組みを知れたことは、キャリアへの示唆に富んだものでもありました。
エンジニアとしてのキャリアの選択肢のひとつとして、また技術者やコミュニティなど多くの繋がりを持つ手段として、今回の講座の内容があらゆる選択肢を広げるきっかけになったら嬉しいです。
Waveleapは、これからも様々な企画を通じて、女性・ITエンジニアの挑戦をサポートします!
Waveleapでは、今後もキャリアの選択肢を増やせるような技術・キャリアイベントの実施を予定しておりますので、ご期待ください!
また、今後はWaveleapコミュニティ限定イベントも予定しておりますので、是非Waveleapにご登録の上、ご注目いただけますと幸いです。
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