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2022年に読んだ小説のキロク。

こんにちは、あるいはこんばんは。
2022年を振り返る、第一弾は読書記録です。

手帳に読んだ小説のタイトルと作者をメモしているのですが、平均して月に1冊のペースでしか読めてなかった…(´・ω・`)
マンガ読む方が多いのもありますが、積ん読状態の本もまだあるので来年はもっとペース上げていきたいなー。

そんなこんなで、今年読んだ本と一言感想です。
今年は話題になった本をやっと読んだ、そんな感じです。

満願/米澤穂信

知人に薦められて読んだ本。短編集なのもあり、サクサク読めて面白かったです。
「関守」が一番好き。

地獄くらやみ花もなき 漆/路生よる

コミカライズを先に読み、好みなストーリーだったのでその時点で出ていた原作を大人買い。そんな作品の最新刊(7冊目)。
主人公の過去話から、現在への成長に胸がきゅっとなりました。
不穏な新章も始まる予感で、次巻が待ち遠しいですね。

君に勧む杯/仁木英之

こちらはDMMのゲーム「文豪とアルケミスト」のノベライズ作品です。
特殊な設定を前提としているのでゲームを知らない方には薦め辛い一冊……。ゲーム登場キャラクターの一人にスポットをあて、キャラの深か掘りができるノベライズシリーズ。今作も「そうだったのか……」となる部分があり読後の満足感が高かったです。

氷菓/米澤穂信

実はアニメも見ていないんですよね。見たいと思っているのになかなか時間を作れない。で、やっと原作小説を読むことができました。
米澤さんの文章はスッと頭に入ってくるので読みやすいのがいいですね。
オチ(というのか?)に「おぉ……」と思わずため息。

葉桜の季節に君を想うということ/歌野晶午

TwitterでTLに流れてきたおすすめ叙述トリック集より、選択。
正直冒頭から苦手なシーンで、読み切れるかな?と不安になりながら読み進めておりました。
とはいえ、終盤にかけて途中途中に感じた違和感が、ひとつの真相につながっていく爽快感がとても気持ちよかったですね。叙述モノは騙されたことに対する驚き度合いで面白さがかなり変わるのではないでしょうか。
真相を知ってから前半を思い返すと私自身が苦手に感じたのも当然な気がしてしまったのはここだけの秘密。

medium 霊媒探偵城塚翡翠/相沢沙呼

こちらも上記と同じく、おすすめ叙述トリック作品ということで購入、読了。
ドラマ化もされたので、ご存知の方も多いかと思います。
「ある事」には中盤で気付くのですが、想像しないところからのどんでん返しには驚きました。そこひっくり返すんだ!?っていう……。
続編も購入しており、読んでいる途中です。
年内に読み切れるかな……。

薬屋のひとりごと12/日向夏

人気シリーズ最新刊。しばらく続いていた章がここで決着、とすっきりした部分もありつつ、気になることが増えているような気がしないでもない。
ヒロインの感情の変化には思わずガッツポーズしました。好き。

メルカトル悪人狩り/麻耶雄嵩

メルカトルシリーズ最新作。チェック漏れしていて、出ていることに気付いたのが今年という……。
相変わらずなメルの傍若無人振りと、それに振り回される美袋くん。楽しいですね。やりたい放題なメルカトルが好きなので短編集もっと出て欲しいなー。

変な絵/雨穴

WEBライター雨穴さんの2冊目の小説。
前作よりもよく練られたストーリーは、まるで実際の事件のようでゾクゾクしました。現実と創作の境目があやふやになる感覚を味わうことができるので、サスペンス好きな方におすすめです。

恐い間取り3/松原タニシ

事故物件に住んでレポートを行う芸人・松原タニシさんのエッセイ三冊目。
今回は前作までと若干雰囲気が違い、タニシさん自身の経験よりも収集したお話が多かったのかな。
不幸をエンタメとして扱うことの危うさを考えさせられます。

さてさて、以上が私が今年読み終えた小説でございます。
基本的にミステリー・ホラーが好きなので、読む本も偏ってますね。
もし、気になる本がありましたら是非読んでみてくださいね!

また、上記のラインナップからおすすめだよ!っていう作品がありましたら是非教えてください。
……積ん読を消化しなければならないのですが、新規開拓もしたい。

ではでは、次は見た映画や舞台、アニメの感想をまとめたいと思っています。
ごきげんよう。

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