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米国株2023年度決算発表結果 注目銘柄(2023.08.13)


・7/13~8/11で四半期決算発表された米国株注目銘柄について解説(2023.8.13現在)

・決算ミスが無く8/13時点で決算発表日以降も上昇している銘柄

 四半期決算結果、ガイダンスにミスが無く決算発表日以降8/11終値時点で決算発表前の終値比(マーケットオープン前の発表の場合は前日の終値比、マーケット終了後発表の場合は当日の終値比)で上昇している銘柄は下記46銘柄。

JPM(Jp Morgan Chase)
WFC(Wells Fargo)
BAC(BanK Of America)
MS(Morgan Stanley)
MTB(M&T Bank Corp)
USB(U.S.Bancorp) 
BK(Bank of Newyork Melon)
SCHW(The Charles Shwab)
BRK.b(Berkshire Hathaway Inc.)
CME(CME Group Inc. )
V(Visa Inc.)
PEP(Pepsico)
GD(General Dynamics Corporation)
BA(The Boeing Company)
ALV(Autoliv, Inc.)
DIS(The Walt Disney Company)
ROP(Roper Technologies, Inc.)
LRCX(Lam Research Corporation)
GE(General Electric Company)
EMR(Emerson Electric Co. )
JNJ(Johnson & Johnson)
REGN(Regeneron Pharmaceuticals, Inc.)
AMGN(Amgen Inc.)
LLY(Eli Lilly and Company)
MRK(Merck & Co., Inc.)
CVS(CVS Health Corporation )
3M(3M Company)
MEDP(Medpace Holdings, Inc.)
MCK(McKesson Corporation)
TDOC(Teladoc Health, Inc.)
google(Alphabet Inc. )
META(Meta Platforms, Inc.)
AMZN(Amazon.com, Inc.)
FFIV(F5, Inc. )
AKAM(Akamai Technologies, Inc)
MELI(MercadoLibre, Inc.)
BABA(Alibaba Group Holding Limited)
URI(United Rentals, Inc. )
PHM(PulteGroup, Inc.)
BRO(Brown & Brown, Inc. )
CLX(The Clorox Company)
BKR(Baker Hughes)
EQT(EQT Corporation)
APA(PA Corporation)
CPE(Callon Petroleum Company)
HLT(Hilton Worldwide Holdings Inc. )

・DAL、UAL、CTAS、ABT、ALVは決算発表後は上昇していたが、8/11終値で決算発表前の終値比で下落に転じているため、該当銘柄から削除。
・LMTは7/18決算発表後のマーケットオープンで大きく上昇していたが、8/11終値で決算発表前日終値比-3.4%の下落となっている。
・SCHWは8/11終値で7/18決算発表前日の終値比9.3%の上昇となり、当初の上げ幅を削っている。
・JPMは8/11終値では7/14決算発表前日終値比3.7%の上昇となり、当初の上げ幅を削っている。
・JNJは8/11日終値で7/20決算発表前日の終値比7.2%の上昇で高止まり。
LLYは8/11日終値で8/8決算発表前日の終値比16.3%の大幅上昇となっている。
AMGNは8/11日終値で8/3決算発表日の終値比13.8%の大幅上昇となっている。
APAは8/11日終値で8/2決算発表日の終値比15.0%の大幅上昇となっている。

・現在ホールド中の銘柄について

 これらの内、現在ホールドしているのは
JPM(Jp Morgan Chase)
WFC(Wells Fargo)
BAC(BanK Of America)
USB(U.S.Bancorp)
PEP(Pepsico)
GE(General Electric Company)
JNJ(Johnson & Johnson)
AMGN(Amgen Inc.)
MRK(Merck & Co., Inc.)
APA(PA Corporation)
とし、新たにUSB、GE、AMGN、MRK、APAを追加した。基本的に決算ミスが無くその後も上昇しているためホールドを継続したい。下記ダウンロードファイルの2023年度第2四半期米国決算結果 注目銘柄リストにあるVISTは決算ミスがあったが、豪雨による出荷遅れが原因のようだ。かなり前に安値で拾っているため、状況見てどうするか判断したい。CTASは過去4年間決算ミスが無いようで優良と思われ、もう少し押すところを確認したい。LMTはぐずぐずしているが反転状況を見極めたい。現在、原油価格が上昇しだしており、APAはじめXOM(エクソン・モービル)などエネルギー銘柄が動意づいていおり注目している。
現在の基本戦略はインデックスVT、VOOをコアベースに、決算ミスが無く、その後も上昇しているこれら個別銘柄を軽く保有する程度が良いのではないかと考えている。

・今後の注目

 7/27 米国FOMCでは予定通り、FF金利を0.25 %アップした。これによりFF金利は5.25-5.50%へアップとなった。8/9発表の7月のCPI(前年比)は予想3.3%に対し結果3.2%、コアCPI(前年比)は予想4.8%に対し結果4.7%となった。この結果から判断すると、9月FOMCではFF金利はそのまま据え置きするのが確実と思われる。データ次第だが11月のFOMCでさらにFF金利を0.25 %アップし、年内のFF金利は5.50-5.75%とするものと思われる。
 金利アップに対し株への影響が懸念される。現在、市場では7月のFF金利アップ後は年内利上げせずそのまま維持されると予想しており、11月でのFF金利アップに対してタカ派的な言及があると株への下落圧力が強まる可能性がある。また、アノマリー的に米国株は9月が下落しやすいため要注意である。


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