赤ちゃんが生まれて一番最初にすること
親子の最初の共同作業
それは、ベビーウェアリング。
率直に言うと、「抱っこ」
実は、赤ちゃんにも「抱かれる」能力が備わってるので、「共同作業」なんです♪それについてはまた今度。
両親学級で教わらない乳幼児との日常
だけど、両親学級で「抱っこ」について何か教わるでしょうか?もし教えてくれたとして、それは専門知識でしょうか?
実は、医師会が推奨している方法さえ知らない医療従事者が沢山!なぜなら学校で「専門知識として」学ぶことがないから。
日本は抱っこおんぶがあたりまえの文化として根付いているから、継承されるものであって、「教えることでもない」と思われてきたようです。
たとえばドイツでは、国から無料ですべての両親が受けられる両親学級が1週間もあり、その中でしっかりとベビーウェアリングを専門領域としてトレーニングされた方たちが、赤ちゃんの発達や姿勢、適切な抱っこの方法や抱っこする道具の使い方や適切な時期まで教えてくれるんだそうです!
ベビーウェアリングってなに?
そこで、最近になってすでに「抱っこおんぶ」が研究対象となっていた欧米から、ベビーウェアリングという言葉でだっこおんぶの理論が日本に入ってきました。
ベビーウェアリングって何?いう方もまだまだ沢山いると思いますが、最近、(エルゴベビーさんに代表される)バックル式の抱っこ紐で赤ちゃんを抱いたママたちが、渋谷のイベントでみんなでダンスする!という「ベビーウェアリングダンス!」というタイトルで動画も出るようになりましたね♪
ちょっとずつ広がってる言葉かな?
海外では、フラッシュモブでいきなり街頭でダンスを始めるなんて動画が沢山出ています♪
https://www.youtube.com/watch?v=H-xIIDhmWtg
※赤ちゃんを抱いて躍るときはしっかり密着して赤ちゃんが大人に抱きつけるような抱き方で手を添えながら安全に☆
ベビーウェアリングに決まった定義はないのですが、近代抱っこの習慣が影をひそめてしまっていた欧米では「抱っこおんぶ」全般をさしたりもするし、日本では「密着した赤ちゃんを纏うようなだっこおんぶ」だけをベビーウェアリングとするような狭義な意味を持ったりもしました。
わたしとしては、「抱く側、抱かれる側が双方に心地よい抱っこ」がベビーウェアリングとして広まってくれたらいいな~、なんて個人的に思っています(*^^*)
抱っこに正しい間違ってるってあるの?
さて、そんな多くの人が心地いいと思い、赤ちゃんにも健全、ついでに発達を促してしまうような抱っこがあったりします。
といっても、別に、大それたことではなく、誰かが作ったメソッドでもなければ発見されたものでもない!!
と~~~ってもナチュラルに、人間が本来自然ととる形であり、一番からだが楽な抱き方(赤ちゃんの姿勢的に赤ちゃんのからだのかたちもピタッとくっつく!)のポイントを挙げただけ。
だけどわたしたち現代人はどうしても道具にたよったり身体の使い方がわからなくなってるから、教えてもらってやってみると、「お~~~、ほんとだ~!」と初めてなったりするだけ。←わたしも日常身体使えてなさ過ぎて…整体師さんにたびたび教わります(笑)
人間がうまれつき持ってるものが一番シンプルで安全で楽!ってことなんじゃないと思ってます💛
具体的には…、こちらのクリエイターさんが書いてる記事がおススメ!
赤ちゃんやからだの専門家が注目するベビーウェアリング!
いま、理学療法士さん、助産師さん、整体師さんも大注目のベビーウェアリング。普段から、そのような子育て支援者の専門家の方々にお伝えしているメンバーが、このマガジンですこしずついろんな情報をシェアしていきます。
これが正しい!ではなくって、人間本来の姿勢という基本はあっても、100組の親子があれば、100通りの抱っこがある。という前提です。状況(目的)変われば、基本も変わる♪です。
気になること、質問などあればどんどんコメントください♪ 個人的に気になることでも、多くの他の人にとっても役立つことがほとんどなので、ぜひ記事内でお答えさせていただければとおもっています。
独 ディ・トラゲシューレ認定コンサルタント
ディディモス本社 認定ベビーウェアリングコンサルタント
米国各協会認定講座終了 ヒプノセラピスト
木村まゆ
4人の母。楽しいこと、気持ちいいことが大好き。ベビーウェアリングに出逢うまでは子育てが辛いと思うことも多かったけれど、自分に合ったベビーウェアリングは驚くほど自由と新しい世界をくれ、親になってから初めて自分に自信ができ始めた。すれ違う抱っこが辛そうなママにおそるおそる声をかけては、「こんなに楽になるなんて!」という声を聴くのが趣味(笑)