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結局、ついて来ないなら置いて行くしかない(1/2)

旅に出たいです。まだ見ぬ土地の美術館で、のんびりとした午後を過ごしたい今日この頃です。
国内であれば、土地の地酒を呑んで酔い潰れたいです。記憶を無くすぐらいに。そして、翌朝はまともに動けないぐらいのダメージを受けるのですが、数ヶ月経つと全てを忘れたかの様に懲りずに同じことを繰り返す。

なんと愚かな生き物なのでしょう。
でも、それが生きる喜びであり生の実感に違いない、と全身全霊で自らの愚行を肯定していくスタイルです。

さて、今回のお話は私が運営しているポッドキャストについてから始めましょう。

初回配信から一年経過して

今月でとうとう、初回の配信開始から一年になります。途中、休止していた期間もあるので、まるまる一年実働していたわけでは無いのですが、直に一周年を迎えようとしております。

流石に一年もやっていると、実に様々な変化があります。
自分自身の私生活や心構えも変わったり、外的な変化もあったりと。

リスナーに何がしたいかわからないであったり、私個人をターゲットとした批判があったりという散々な酷評を受けるぐらいの迷走コンテンツなので、当然、まともに視聴されることも無く、無事一周年を迎えることになりました!事実として受け止めていますが、泣けてきますね。

この私のnote投稿開始の呼び水になったポッドキャストに関して、初回のnote投稿を読み返すと散々チーム運営の良さを語ってはいますが、弊害が出てきました。

というのも、現在進行形で動機の共有が出来ていない。

殆どの人間にとってYouTube、ポッドキャスト、その他SNSなどの自分自身を前面に出す創作表現活動における動機は承認欲求です。
なので、そこをクリア出来ない活動は一般的な感覚で継続が難しいという事です。

そもそもメインストリームを目指して始めた訳では無いので、大衆受けしないのは仕方無いと納得はしています。実際、ここまで酷い状況でよく続けているなぁというのは、我ながら感心していたりします。

私の場合はもう視聴される云々はあまり気にもしていなかったり。
日々、継続している労力や時間に対して一切の見返りはありませんし、明らかに釣り合ってはいないと言えるでしょう。


チーム体制の破綻

そんな状況が続いていくと、いつまで経っても成果が得られない事に対してのモチベーションの低下は回避出来ない問題です。私自身もそうであったように、チームメンバーも然りですね。

元々、三人チームで始めた活動ではあるのですが、現時点で実働におけるウェイトは私がほぼ全てを担っている状態になっております。

一人、裏方で手伝ってくれていたメンバーは、籍はあれどほぼ離脱状態で、恐らく今後自発的に何かをしてくれる事はないだろうなと思います。個人活動や、他所のプロジェクトで忙しい様なので安易に頼みにくのもあります。結局、本腰入れて活動を継続していくだけの動機や利益を私が提供できなかったという一言につきます。私が価値を想像出来なかったが為に、離れて行ってしまったのだと。

とても悔しかったです。今まで何かを成してこなかったが為に結果を出せない、そしてやっとの事で手に入れたものも結果的に失ってしまう。脈々と続いてきた自分のいい加減な生き方が、いざこのタイミングで仇となって跳ね返ってきた感じです。

一緒にポッドキャストに出演してくれているメンバーは、最近、特にモチベーションが低下しているなという印象を受けます。

開始時からその予兆はあったのですが、自発的には何一つしなくなってしまったというところがあります。自分自身のポッドキャスト番組であるという感覚はもう無いのかも知れません。

これも結局、原因を作っているのは私なのだと思います。なんだかんだ、器用貧乏なところがあるのと人並み以上にエゴが強いので、全部自分で出来てしまうし、やってしまうのです。ほぼ全ての事を私がやってしまうし、リスナーが全くいないので承認欲求は満たされないしで、自己防衛というか自己納得の為にもうどこか他人事の様な感覚にしてしまっているのだと思います。

何があっても自分の所為では無いし、責任も負わないのだと。だから何もやる必要は無いし、言われた事だけやって後は丸投げみたいな状況が続いております。


迷走が続いていた自分

私自身の未熟さで恥ずかしい限りなのですが、その態度にイラついて後一歩で怒りを爆発させてしまう寸前という末期の段階まできてしまっておりました。過去にそれで失敗しているにも関わらず。

流石に、昔と違いもう良い歳なのでギリギリで踏み止まり、事なきを得た結果、ふと違う視点で物事を考えてみると出てきた答えが、

「ちょっと待って。この活動は僕自身の活動じゃないか。」

という事です。

→(2/2)に続く

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