いろんな人がいるから、ダメなら早く逃げてしまおう

性善説で人を見てしまいがちなわたしは、その性格に加えて、惚れっぽさも兼ね備えてしまっている。

一目惚れとかはないが、基本的に好きな人がいる生活を送っている。それは彼氏かもしれないし、曖昧な関係の人かもしれないし、ただの同僚かもしれないけれど、好きな人である。

だから、いろんな人と仲良くなってはさよならしてきたなと思う。

熱しやすく冷めやすいというこれまた厄介な特性もあるから、人よりちょっとだけ多くサイクルを回してきた。

暴力を振るってきたとか、そういうタイプは幸いにして出会わずに来たけれど、付き合って1ヶ月で「足の指先まで腐ってるな」と暴言を吐いてきた人もいるし、付き合って1週間で連絡をすべて無視してきた人もいるし、クラブで胸ぐら掴んできたバツイチの男の人もいた。

幸いなことに、わたしには奉仕の精神というものが欠如しており、そういう人たちを救ってあげようと気持ちが動くことがなかった。怖い人は嫌いだし、可哀想な人も嫌いだ。

多分、彼ら自身がダメなんじゃなくて、わたしといるとダメな部分が引き出されるのだと思う。つまり、相性が悪いの一言に尽きる。

だから、潔く絶対に離れる。ネチネチしてきても、絶対に突き放す。

恋愛だけじゃない、仕事も友達も、たぶん家族も、そうだと思うんだ。