贅沢に対する感度が悪い

どれだけ予約の取れない高級なお店でご飯を食べても、ものすごい眺め良い高級ホテルの高層階に泊まっても、気持ちがものすごく高揚したりだとか、贅沢できて最高だと思ったりだとか、そういう気持ちが湧いてくることがほとんどない。

抱く気持ちとしては「なるほどな〜」という感覚で、「こういう理由で価格が高いんだろうな」とか一人頭の中で冷静になってしまうことが多い。

もちろん贅沢が嫌いなんてことはないけれど、将来は絶対もっと良い暮らしをしてやるとか、高級なご飯をもっとインスタに上げられるようになりたいとか、そのような思いを抱くことは全くない。

おそらくこの感動の少なさは、自分で稼いだお金ではないことが原因かもしれないのだけれど、とはいえ、経験するものは同じなわけだから、そうでないかもしれないのだけれど。

わたしがこれまでの人生で感動したものと言えば、インドの砂漠に一泊した時に見た夕焼けや星空や朝焼けとか、ハンガリーで見た夜の王宮とか、そういうものに感動してきた。自分がどれだけ丁寧に扱われるサービスを受けられるかとかとか、分不相応な価格のものを手に入れた時とか、そのような瞬間が気持ちよいと感じたことがあまりない。

結論として、そもそも贅沢に興味がないのかもしれない。

社会人になって、このような冷めた気持ちを抱くことが多くて、もっと感動できれば良いのに・・・って何度も自分に対して思っていたんだけれど、ただ単純に興味がないのかもしれない。

それよりも、日々幸せを感じられる仕事ができるとか、大切にしたい人が近くにいるとか、そういうことの方がわたしにとっては大切で、贅沢だな〜と思います。

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