コンプレックスを愛された経験はあるか

自分を認めて受け入れていくには、自分のコンプレックスを愛された経験があるかないかが重要なポイントになるのだそうだ。

一口にコンプレックスといっても、見た目のコンプレックスもあれば、性格のコンプレックスとか、生い立ちのコンプレックスとか、色々なものがあるだろう。

そんな自分の認めたくないほど嫌いなものをそもそも人に愛してもらうどころか、見せることすら嫌だろう。隠しておけた方が自分だって心が不安定になることもないだろうし、そのうち忘れられるかもしれない。

わたしはとってもラッキーだったことに、自分のコンプレックスを愛してもらったことがある。わたしの場合は、高校の時の摂食障害によってできたもの(治らない傷とか、アトピー とか)で、つまり見た目のコンプレックスが大きかったけれど、それらを上辺の言葉じゃなくて、態度で示し、愛してくれた人がいた。

彼等がいたから、わたしはいま自分のコンプレックスに固執せずに明るく日常を送れているのだと本当に思っている。あの時からずっと感謝してる。たぶんコンプレックスを隠し続けて忘れられる日は来ないだろうと思います。

反対にわたしは、誰かのコンプレックスを愛せたことはあるだろうか。

全力で「気にならないよ」と伝えられたことはあるけれど、愛したことはあっただろうか。愛してもらってばかりだったから、きちんとお返ししていきたいな、これから愛したいと思う人に。

思っているより人は、優しいよね


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