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マギーズ東京って知っていますか?

治療を受けている間って、感情がジェットコースターみたいになりませんか?
私の場合は、今までできていたちょっとしたことができない自分に腹が立ってキーっと枕をベッドに叩きつけたりなんてことがよくありました。

その当時から家人の介護をしていました。
AC治療が終わって、帰宅後に「おせんべいを買いに行きたい」という母を連れてフラフラしながら出かけてみたり。
夜中に何度も起こされたり。
治療に専念できる家があってよかったと思うのと同時に、何度家を出てしまいたいかと思ったことか。
コロナ禍で気晴らしができないということもあり、夜、家の前の公園を30分散歩するだけ。
しんどさは誰にも伝わらないことがわかっていたので、別に話を聞いてほしい訳でもない。
そんなこんなの2年間でした。

マギーズ東京は、がんの治療をしている人や家族、友人などがふらりと訪れてお茶を飲める場所。
豊洲にあります。

認定NPO法人マギーズ東京
〒135-0061 東京都江東区豊洲6-4-18
TEL. 03-3520-9913 FAX. 03-3520-9914

電車で:ゆりかもめ「市場前」駅から徒歩5分
東京駅丸の内南口からバスで:「都05-2東京ビッグサイト」行き約30分、バス停「新豊洲駅前」下車
新橋駅前から:「市01豊洲市場」行き 約22分「市場前駅前」下車徒歩3分
東陽町駅前から:「陽12-2豊洲市場」行き 約28分「市場前駅前」下車徒歩3分
羽田空港からリムジンバスで:バス停「豊洲駅」または「国際展示場」下車、ゆりかもめに乗り換え「市場前」駅下車

スタッフさんは全て医療従事者です。
実は、私もこの時点ではまだ行ったことがないのです。
もう治療を終えてしまったので、行ってはダメかしらと思っていました。
ところが、先日マギーズ東京主催のオンライン講座に申し込んだところ、電話がかかってきました。
スタッフさんが、丁寧に場所の説明やどんな講座なのかを話してくれました。
そして、「お茶を飲みにきてくださいね」と。
なんと、治療を終えた人の利用も多いのだそう。

同じように思ってくれる人がいるかわかりませんが、治療を終えても体や心にちょっとした違和感が残りませんか?
私は、放射線治療をした箇所が3年経過してもジンジンと痛み、ずっと鎮痛剤を服用していました。
先日、やっとペインクリニックで、術後神経障害性疼痛ということがわかりました。

一度がん治療をすると再発の不安や、日常の些細な違和感が気になるもの。
治療中でも治療後でも「行っていい場所、待っていてくる場所」がある。
それがマギーズ東京です。

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