見出し画像

「もうどこでもいいや」パイロットの夢を断たれ就活離脱した僕が、本当の自分を知り、最高の就職先と出会うまで

人生100年時代において、戦略的なキャリア形成をするには、新卒就職は自己実現のための重要なステップのひとつ。初めての就職活動を経験した新社会人は、どのように就職活動を進め、どんな理由で1社目を選んだのでしょうか。

一歩先の人生を歩む先輩の「わたしの就活ストーリー」を知ることで、あなたらしいファーストキャリアを築く秘訣を探っていきます。

丸山晃輝さんの就活史


僕のやりたいことは何?たどり着いたのは、幼少期に憧れたパイロット。

ー本日はどうぞよろしくお願いします!

はじめまして!2023年3月、早稲田大学を卒業後、レバレジーズ株式会社へ新卒入社し、 医療・介護事業「レバウェル看護」でキャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーを兼務しています、丸山晃輝(まるやまこうき)と申します。現在、新卒3ヶ月目になり、入社研修を終えて今月から横浜支店で勤務デビューしました(※2023年7月取材当時)。

僕が所属している「レバウェル看護」は、人材業界におけるエージェント事業に該当し、看護師の転職活動と病院等の採用活動を支援しています。

キャリアアドバイザー(CA)は、転職希望の看護師と個別面談を行い、転職に至るまでの自己分析や履歴書の作成、面接対策等を総合的にサポートします。リクルーティングアドバイザー(RA)は、人材紹介の法人営業を指し、病院等の採用活動をサポートします。既存顧客のフォローはもちろん、新規営業も行うのですが、僕たちはCAとRAを兼務しているんですよ。

ー個人顧客と法人顧客、どちらも担当されているんですね!今回のインタビューでは、就活時代のお話もたくさん伺っていきたいと思うのですが、丸山さんの就職活動はどのような流れだったのでしょうか?

僕は元々、パイロットになりたいと思っていたので、一般のビジネス職の就職活動は一切していませんでした。しかし、パイロット選考の鬼門である身体検査を通過することができず、やむなく別の道へ進むことに。とはいえ、それまでずっとパイロットになるために頑張っていたので、そう簡単に気持ちを切り替えられるものではなく......。

約半年のブランクを経て、一般就職に切り替えて大学4年の4月に就職活動を再スタートさせました。現職に内定をいただいたのが9月だったので、決して「用意周到で順風満帆な就職活動」とは言えないかもしれません。

就職活動を一時離脱したり、最初に内定をいただいた企業になんとなく入社しかけたりした僕が、「本当にありたい姿」を追求した結果たどり着いたのが、現職のレバレジーズ社。今日は、紆余曲折ありながらも、納得して就職活動を終えることだけは諦めなかった僕の体験をありのままでお話しします!よろしくお願いします!

ーこちらこそ、ぜひ詳しく聞かせてください!就職活動開始当初はパイロットを志していたとのことですが、パイロットになろうと思ったきっかけは何ですか?

旅行好きな家庭で育ち、飛行機によく乗っていたので、幼い頃からパイロットに漠然と憧れを抱いていました。将来の夢と宣言できるほど強い願望ではありませんでしたが、就職の時期が近づくにつれて「やりたいこと」を考えた結果、目指したいと思えたのがパイロットだったんです。

幼少期の丸山さん

ーなるほど。丸山さんの就職活動は、「やりたいことを考える」が最初の一歩だったんですね!

そうですね!「これをやりたい」と心から思えることを持たぬまま学生生活を過ごしていたので。最終的に、僕の場合は「やりたいこと」ではなく「ありたい姿」に重点を置いて就職活動を進めることが大事だと気づいたのですが、当時はやりたいことを起点に、大学3年の2月頃から就職活動をスタートさせました。

その後、最終選考まで進んだものの残念ながら内定をいただくことは難しく、パイロットへの道は閉ざされてしまいます。

抜け殻と化した半年間。僕の就職活動は完全に止まった。

就活を離脱し、サーフィンに明け暮れていた頃

ー将来の夢とまでは言えなかったとはいえ、幼少期から憧れ続けたパイロットです。正直、すぐに気持ちを切り替えることは難しかったのでは?

実は、気持ちはすぐに切り替えられました。理由は、身体検査で見送りになったからです。

パイロットが航空業務を的確に遂行するには、心身の健康が極めて重要であるため、身体検査を必ず受ける必要があります。僕が選考に進んでいた航空会社では、全10回程度の選考のうち最終選考で身体検査があり、残念ながら通過することが叶いませんでした。

パイロットの身体検査は、視力や眼圧・遠近感や色覚に関する検査・平衡感覚機能検査など、個人の努力によらない項目が多いんです。面接などの個人の努力で結果が変わる可能性のあるものは通過できていたので、「これ以上、僕にできることはなかったんだ」とわかって。悔いはなく、諦めがついて吹っ切れた気持ちになりました。

でも、一般就職への切り替えだけは、すぐにはできなかったんです。

ーと、言いますと......?

身体検査の結果が届いたのは大学3年生の8月。そこから約半年間は、一切の就職活動をストップしていました。やりたいことを起点に就職活動をしていた僕にとって、たった一つのやりたいことだったパイロットを失ったことで、全く身が入らなくなってしまったんです。両親が自営業だったこともあり、当時は、「もし就職できなかったら、実家で働かせてもらえばいいや」と思っていたほどでした。

ーそんな丸山さんが、再び就職活動を始めるまでに、どのような気持ちの変化があったのでしょう?

少し過去に遡りますが、実は僕、大学2年生のときに1年休学して留学に行っていたんです。そのため、僕が就職活動をストップさせていた時期と同級生の就職時期が偶然重なり、彼らが大学を卒業して就職していく姿を見て、「僕も何か始めなきゃ」と焦る気持ちで就職活動を再スタートさせました。

大学4年の4月にリスタートしたので決して早くはない時期だったのですが、当時の僕はまだ本腰を入れる気持ちになりきれておらず、とりあえず大学生活を棒に振らないようにすることを念頭に、ダラダラと就職活動を始めましたね。

ー気持ちが入りきらない状態でありながらも、まずは行動しようと動き出した丸山さん。一般就活をすると決めてから、最初に起こした行動は何でしたか?

エージェントに登録しました!僕の場合、同級生が全員卒業していて就活仲間がいなかったので、身近な人から情報収集することができなかったんです。その上、パイロット以外にやりたいことを見つけることもできていない......。業界や職種の特徴もわかっておらず、興味のある会社もなかったので、まずは情報を得ることから始めようと思いました。

ー情報収集の手段としてエージェントを選択されたんですね!

はい。当時の僕は、まだ企業の選択基準をはっきりと設けられていなかったにもかかわらず、担当のキャリアアドバイザーさんから質問される条件面に感覚で答えて、ご紹介いただいた企業の中でいいなと感じる企業があれば、とにかく説明会に行ってみるようにしていました。

今振り返ると、随分と受け身な就職活動をしていたなと思いますが(笑)。

衝撃的だった「本当の意味で求職者ファースト」なキャリア面談

ーすでにエージェントを利用されていた状況で、BEYOND CAFEと出会ったのはいつ頃、どのようなきっかけだったのでしょう?

大学4年の7月頃、大学のサークルの先輩からBEYOND CAFEをご紹介いただいたのがきっかけです!ある日、先輩がエージェント業を立ち上げると知り、キャリア相談をしたいと思ってお声がけしたんです。そのときにBEYOND CAFEを教えていただきました。

その先輩の生き方を尊敬していたので、その方が紹介してくださるエージェントなら間違いないと思って。のちに、僕の人生の分岐点を作ってくださったキャリアデザイナーの駿さんとの面談に、期待して臨んだことを覚えています。

写真左:丸山さん 写真右:先輩

ー就職活動を再スタートしてから約3ヶ月。BEYOND CAFEで初めてキャリア相談された当時、抱えていた悩みはありましたか?

自己分析に悩んでいました。特に、過去の経験や体験を通じてどのような強みが培われ、その強みをどのように活かしていきたいのか、過去と未来を結びつけて伝えることができていないことに悩んでいましたね。

ーどのような場面でその悩みを感じられたのでしょう?

BEYOND CAFEや他社エージェントのキャリアアドバイザーさんに面談いただいているときに強く感じました。キャリアアドバイザーさんって、学生さんに本当に合う企業を紹介するために、いろいろな角度から僕に質問してくださるんです。でも、当の僕自身が、自分の考えをまとめることも、過去の経験をうまく伝えることもできず、企業のこともわからない状態で......。

ーなるほど。自分のことを一番わかっているはずの自分がうまく答えられないことにもどかしさを感じていたんですね。キャリアデザイナーの駿さんの第一印象はいかがでしたか?

めちゃくちゃ学生思いで熱い方だと思いました!それまで他のエージェントのキャリアアドバイザーさんと面談していたので、BEYOND CAFEも同じ感じかなと思っていたのですが、全く違って驚きましたね。

BEYOND CAFEは本当の意味で「求職者ファースト」だと思います。

ー「本当の意味で求職者ファースト」と言いますと?

BEYOND CAFEのキャリアデザイナーさんって、僕の直した方がいいところをちゃんと指摘して、進むべき道を示してくださるんですよ。学生に企業を紹介することだけを考えたら、学生が求める業界や企業の条件を聞いて、条件に合った企業を紹介する方が絶対に手間がかからないじゃないですか?でも、BEYOND CAFEはそうじゃない。

当時の僕は、深い意味もなく「稼げる仕事に就きたい」と思っていたので、他のエージェントさんからは初任給の高い企業ばかり紹介いただいていました。あるとき、Beyond Cafe代表のカルさんに面談いただく機会があって、僕が「とりあえず1,000万円稼げるようになりたいです」と言うと、「丸山くんはそれでいいの?」と言われたんです。「丸山くん自身が何かを成し遂げるために掲げた目標じゃなくて、他人と比較して稼げるようになりたいって思ってるんじゃない?」と。

ーなるほど。それを聞いて丸山さんはどう思いましたか?

図星だと思いました。学生の頃って、まだ社会のことが不確かだから、社会に出た後の自分を思い描くのって簡単じゃないと思うんです。だからこそ、より深く自分と向き合って考えないと答えは見つからないのに、表面的な報酬にだけ目を向けていて、たくさん稼いだ先に目指す「ありたい自分」を想像できていなかった

給料軸でしか企業を見れていなかった僕をちゃんと指摘して、どんな自分でありたいのかを一緒にとことん考えてくれたのがBEYOND CAFEでしたし、BEYOND CAFEと出会ったことで、僕のキャリア観が大きく変わりました。

信頼関係があるからこそ、ときに強く言ってくださる場面もあり、本当の意味で求職者に寄り添っていると感じましたね。

ーBEYOND CAFEの面談前と面談後で、ご自身の変化はありましたか?

たくさんありました!一番の変化は、先ほどお伝えした通り、自分のありたい姿を考えるようになったことですね。パイロットを目指していたときは、やりたいことで選んでいましたが、BEYOND CAFEの面談を通じて、僕は「主体的に動き、若いうちから活躍できる環境」を求めているんだと初めて自覚できました。

あと、最初は1社でも内定をいただけたらその企業がどんな企業であれ就職活動を終えようと思っていたのですが、妥協なき就職活動に変わりました(笑)。実は僕、8月頃に一度内定を承諾した企業があったんですよ。

ーえ!そうだったんですか!?

はい。でも、なぜかずっとモヤモヤしていて、就職活動を続けることにしたんです。BEYOND CAFEと出会ったのは、そんなときでした。面談を重ねるうちに自分のありたい姿がどんどん明確になって、承諾先では自分のありたい姿を叶えられないと自覚したことで、モヤモヤの原因が腑に落ちたんですよ。

BEYOND CAFEの面談で、僕の幼少期から現在に至るまでの楽しかった場面を一緒に振り返りました。その結果、主体的に行動を起こした経験ばかりだったことに気づいたんです。ならば、働く上でも主体的に行動できて頑張った分だけ評価される環境であれば、やりがいを感じて達成感を得られそうだなと。

こうして、僕の就活軸「主体的に動き、若いうちから活躍できる環境」が見えてきました。

ーパイロット就活に続き、第二の紆余曲折を経て、現職に入社を決められたんですね。レバレジーズ社から内定をいただいたときは、納得のいくお返事ができましたか?

申し分ないほどの納得度で、内定をいただいたその場で承諾のお返事をしました!弊社を紹介していただいて本当によかったです。

BEYOND CAFEは「人生の分岐点」。焦らず自分と向き合って、納得のキャリア選択を。

レバレジーズ社に内定後、オーストラリアへ旅行した際の一枚

ー妥協なき就職活動を続けてこられてよかった!丸山さんがBEYOND CAFEを利用し続けてくださった理由は何ですか?

自分という存在がどんどん明確になっていって、「これが就活だ!」と感じながら就職活動できたのがBEYOND CAFEだったからです。

BEYOND CAFEと並行して他社エージェントとも面談していたのですが、面談を重ねれば重ねるほど違いを明確に感じました。僕の思いを受け入れるだけのキャリアアドバイザーさんと、僕のありたい方向性に僕が向くように正してくださるキャリアデザイナーさん。両者の違いは明白で、BEYOND CAFEは圧倒的に後者でした。

特にBEYOND CAFEは、各社の選考の特徴を細かく把握されていて、信頼のおける面接対策をしてくださることもありがたかったですね。一方的なアドバイスに終始するのではなく、どんな受け答えをすることが僕にとって一番よいか、一緒に考えながら対策してくださったので、等身大の自分で面接に挑むことができました。

ーBEYOND CAFEがキャリアアドバイザーではなくキャリアデザイナーと名乗る理由は、まさに丸山さんがおっしゃった点にあります。御用聞きではなくお節介、一方的なアドバイスではなく共にデザインする。丸山さんが「キャリアデザイナー」を感じてくださってとても嬉しいです。入社から3ヶ月を経て、就職活動中と比べて「働く」イメージは変わりましたか?

就職活動中は、仕事の解像度の低さからやりたいことが明確ではなかったのですが、現在は「新規事業を立ち上げたい」と思うようになり、やりたい仕事のイメージが明確になってきました!学生時代よりも目的意識を強く持って行動できるようになりましたね。

今だからこそ言えますが、パイロットではなく、ここで働くことができて本当によかったと思っています。入社以来、僕がやりたいと思ったことを率先してやらせてもらえていますし、僕はどのように仕事を進めていきたいのかを毎日考えながら主体的に過ごせているこの環境が、僕にとって最高の環境だと胸を張って言えますね。

ー丸山さんにとって、BEYOND CAFEを一言で表すなら何でしょう?

うわあ、難しい(笑)。何だろう......。

「人生の分岐点」

うん、間違いないですね。ありがたいことに、最終的に複数社から内定をいただいていたので、BEYOND CAFEに出会っていなければ、その中のどこかになんとなく決めていたと思うんです。でもそうはならなかった。僕の人生は、BEYOND CAFEと出会ったあの7月で変わりましたから。

ー最後に、現在就職活動中の方や、これから就職活動をを始めようと思っている方に一言メッセージをお願いします!

僕は大した就職活動をしていないので、あまり中身のあることは言えないのですが......(笑)。僕は、学生の頃からありたい自分の姿ややりたい仕事、将来ビジョンから逆算して、最初から業界や職種を選んで就職活動をしている人の方が少ないのでは、と思っています。

だからこそ、自分の過去をとことん振り返って、どんな自分でありたいのか、どんなことをしたいのかを日々考えながら、将来の方向性をじっくり考えていってほしいです。

就活後期だからと焦らず、自分のありたい姿を大切にしながら就職活動を進めた先に、本当のあなたが待っていると信じて!BEYOND CAFEは、そんなあなたの未来を全力で応援してくれると思います。

ーありがとうございました!丸山さんの更なるご活躍を心から願っています!


◆ BEYOND CAFE(ビヨンドカフェ)無料キャリア相談はこちらから

あなたも、BEYOND CAFEで納得のキャリア選択をしませんか?

< キャリア相談までの流れ >

1)専用リンクから「友達追加」
2)お名前(漢字フルネーム)・大学名・「ユーザーインタビュー記事を見た」とメッセージ
3)2. まで終えられた方に、キャリア相談の日程調整のご連絡が届きます

◆ BEYOND CAFE(ビヨンドカフェ)公式サイト

◆ BEYOND CEFE公式Twitter


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?