20万いいねを超えるツイートをして思うこと 「テキトーな生き方に触れることで、人生の難易度は下がる」
ドイツの学生ブロガーびよんど(@helahelao)です。
先日、このツイートが20万いいねを超え、バズったことをきっかけにいろいろ考えたのでノートにしました。
どんなことを考えているかというと、
一回みんな「テキトーに生きる」生き方や価値観に触れたらいいんじゃないかってことです。
もっといえば、今自分がいる環境の外(海外など)に出てみていろんな生き方に触れる。かじってみることが死ぬほど大事なんじゃないかなと思っています。
ツイートはバズることを全く予期してなかった
僕はドイツに留学していて、残念ながら日本人が1人もいない学部なので、いろんな国籍の留学生と毎日勉強したりご飯を食べてます。
ツイートのような「やなこと忘れて切り替える」感覚が普通になっていたので、正直ここまで反響があるのは予期していませんでした。
日本の文化が特殊なのか知りませんが、僕の周りの外国人学生は圧倒的に自分が大好きで、ミスしても平気です。
遊びでサッカーとかすると、普通ミスを繰り返したら自粛すると思うんですけど、何度も入らないシュート打ち続けたり、交代しなかったりするんですよね。
そういう奴らの周りにいるとやっぱり自分もその価値観に染まっていきます。
日本でこのくらい反響があるってことは、多分この価値観があんまり日本にないからなんだと思います。
もっと人生なめて、テキトーに生きている人はたくさんいる
僕はありがたいことに、両親に大学に通わせてもらって、21才で留学しているし、いろんな国を旅行する機会をもらっています。
外国にいると当たり前ですが、日本では考えられない価値観や生き方に触れることがあるんですね。
ベトナムでは本屋の店員が営業時間に昼寝してたり、ドイツのベルリンでは警察が本業そっちのけでパーティーに参加してたり。
ギリシャのナクソスという島では、道に迷った外国人の僕に地図ではなく「ラキ」という40%くらいある酒を渡したり。
一番印象に残っているのは、ギリシャのアテネで友達とパブで飲んでいた時に
月曜ににもかかわらず、明日仕事があるはずのギリシャ人の老若男女が夜10時半すぎてパブに入ってきて、お酒を飲みだして踊りだしたんです。
ギリシャ人の親友のパノスに「俺たちの国は貧乏だけど(経済破綻した)、人生の楽しみ方は知ってるんだ」とドヤ顔で言われたのを覚えています。
その人達なりに必死だろうし、人生哲学があるのだろうけど、日本で育った21の僕に「人生なめてるな」と思われる人や生き方って案外たくさんあります。
テキトーに生きる価値観に触れることで人生が楽になる
割と最低なんですけど、そういうテキトーな生き方にいっぱい触れると「この人に比べたら別に自分やばくないな」と思えるんです。
最近だったら、授業のクラスメイトに34歳のアメリカ人がいることです。
彼はアメリカで一旦就職したものの、急に勉強がしたくなって、会社をやめ学費が無料のドイツにきています。就職もドイツでしたいと。
日本だったら家族中が大反対して止めようとしそうな決断ですけど、ドイツは何歳でも学生なら優遇される雰囲気があり、彼はのびのびと生活しています。(最近ルーマニア人の彼女を作ったので、腹たっています)
そういう価値観って日本の外にごろごろ転がっているので、日本で消耗しそうな時は外に出てみたら肩の荷が降りると思うんですよね。
日本人は海外で一番大活躍できる人種だと思う
しかも、いろんな国の留学生と一緒にいて思うんですが、日本人ほどどこでも活躍できそうな人種はいないってことです。
よく日本人はディスカッション能力や英語力が低いと言われますが
それを差し引いても、
遅刻しない(五分前行動)、協調性ある(勝手にかえったりしない)、気を使える(みんなが楽しいように空気読める)、うそつかない、締め切り守る(僕の周りの日本人留学生ができてることです。)
など、仕事で信頼関係を構築するスキルは他の国に比べて圧倒的に優れてると思います。
僕のチリ人の親友とかやばいですからね。2時間遅刻は当たり前。金返さない。大事なグループワークのミーティングにこないので電話したら女の子と映画見てる。
申し訳ないけど、僕がマネージャーだったら贔屓目なしで日本人の留学生の友人を雇いたいです。
日本人が英語覚えて、海外きたら、絶対飢え死にはしないと思うんですよね。
つまり、日本の外で生きるっていう選択肢を持ってる人は、さらに人生の難易度が下がるんじゃないかと思っています。
一回外に出てみて合わなければ帰ればいい
別に僕は「日本くそ」とか「旅で人生変えてください!」とか言いたいわけじゃありません。外国至上主義でもないですね。
日本大好きだし、ベルリンやギリシャでずっと踊りまくってたいわけでもないです。
最高に恵まれてる国、日本に生まれた上でちょっと外に出てみる。
そこでの生き方にどハマりすれば、移住でもなんでもすればいいし、そうじゃなければやはり「慣れ親しんだ日本で生きる」という選択肢がその人にとって一番の生き方だってことになると思うんです。
合わなければ、日本にいつでも戻ればいい。
外に自分が最高に楽しめる価値観や環境があるかもしれないのにそれを見つけようとしないのは、少しもったいないかなと思っています。
別に海外だけじゃなくても、東京に住んでる人だったら田舎にに移住するとか、いろんなプランBがあると思います。
それをかじるのが大事なんじゃないかなと思うんです。
いろんな人生の選択肢を知ることで、人生の難易度が下がる
僕の好きなブロガーさんで、世界を旅されてるテツヤマモトさんのツイートにこんなものがあります。
結局人生の難易度って、他の生き方のオプションをいくつ知っているか何だと思います。
日本で生きるという選択肢以外にも、例えば日本人がモテる東南アジアで固定費を下げながら生きるという選択肢だったり、ヨーロッパに移住するっていう選択肢を知っていたら一気に人生が楽になると思うんです。
「自分が一番輝ける場所を探す努力」
「いろんな生き方のオプションを知る努力」
それをちょっとでもすれば、人生って今より楽しくなるんじゃないか。楽になるんじゃないか。と、今回のツイート反響きっかけに思いました。
LCC(格安航空)でアジアには3万あれば基本どこでも行けるし、
ヨーロッパだって一回来て仕舞えばドイツからルーマニアまで400円とかあります。一週間きて見るだけでも違うと思うんです。
「いろんな幸せ」が世の中に溢れているからこそ、自分が一番幸せになれる生き方を選択していくことが大事なのではないかと思っています。
海外に5年も住んでない学生の僕がいろいろ生意気なこと言って申し訳なかったです。
ご意見などあれば、お手柔らかにお願いいたします。
また、以下で、僕がほぼ独学で海外大で英語で授業を受けれるようになるまでの参考書と英語勉強ルートを紹介しています。
この記事きっかけに、英語やってちょっと海外きてみようかなと思われた方は参考にしていただければ嬉しいです。
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