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働きがいレポート第1回~身近な人の身近な『仕事』~

2023年度の働きがいレポートは、「身近な人の身近な『〇〇』」をレポートタイトルに掲げて、みなさまへお届けいたします。
第1回は、「身近な人の身近な『仕事』」と題し、オンライン研修&モニタリングシステム「Be-mon」を開発したアライアンス推進部の方々へインタビューをしました。システムをつくる過程のあんなことやこんなことについて、たくさんお伺いできました!

Be-monとは・・・

双方向型のコミュニケーションが可能となるオンライン研修&モニタリングシステムで、在宅テレワークなどの遠隔環境であっても、講師や管理者が、複数のオペレーターのPC画面やカメラ映像を一覧で確認することができます。これにより在宅オペレーターの業務の管理、モニタリング、フォローが円滑におこなえるようになり、テレワークでの生産性を格段に向上させることができます。

詳しくはこちらの動画をご覧ください! 

Q.Be-monを作成したきっかけや背景を教えてください。

Aさん“働きたいけど働けない人”に働ける環境を提供したいという思いから作成がスタートしています。当初の構想は“オンライン研修システム”だったのですが、「モニタリングがしたい」「テレワークでも普段のセンターと同じような環境が欲しい」という現場の声があり、現在の形になっていきました。在宅ワークにおけるセキュリティ面はもちろん、労務面や、品質面などの対策ができるようなシステムになっています。

Kさん:新型コロナウイルス感染症の位置づけは5類感染症になりましたが、感染症対策はもちろんのこと、自然災害等でオペレーターさんが出勤ができない場合などを考え、企業のBCP対策の検討が続いてます。加えて、そもそも労働人口が減っていることで、採用難の状況が続いています。それらの対策として、ワークライフバランスを向上させ、家族の転勤や子育て・介護による離職を防ぎたいという考えがありました。

Q.開発に役立ったスキルや資格を教えてください。

Kさん:Javaなどのエンジニアスキルはもちろんですが、コミュニケーションスキル(日本語力)は大事だと思います。

Fさん:利用される方だけではなく、デモ&コンファレンス(※1)などで相手の知識やニーズに合わせて伝えていく力というのが必要だと感じています。(※1コールセンター/カスタマーサポートに特化した国内唯一且つ最大の展示会)

Yさん:専門知識や経験も必要ですが、プログラムを書いて終わりという仕事ではないので、社内外の方々とのコミュニケーションをスムーズに行うことを意識してます。

Aさん:一般のシステム開発事業者に比べると、社内・社外の方との接点が多いと思います。そのため、プログラミングなどの知識の他にもコミュニケーションスキルは非常に大事だと思います。

Q.Be-monを作るにあたってのやりがいは何ですか?

Fさん:当時はビーウィズの開発事業が無かったので、株式会社ドゥアイネットに出向して、エンジニアとしての実務経験をさせてもらいました。“Be-mon”を作るにあたり、フロントエンド(操作するボタンの色や形)の開発をしていました。導入PJTのオペレーターさんから見た目や動作について意見を聞いて、自分で修正をしていたのですが、修正後に「見やすくなった!」「そうそうこれ!」という反応が見られるのがうれしかったです。

Yさん:インフラエンジニアとしてサーバーの構築と導入補助とネットワーク設定(IT基盤部とやりとり)を担当しています。「今までの作業が減った」などの声が聴けるとやりがいを感じます。学生時代に学んでいた知識を活かして、インフラに関わる業務に携わることができており、日々成長を実感しています。

KAさん:クラウド版とオンプレ版の両方の開発に参加していて、バックエンドの開発、管理者機能の実装など、幅広い領域に関わることができています。今は別のシステムを開発中なのでユーザーの顔が見えないのですが、このシステムの技術はデジタルラボ長崎センター内で扱える人があまりいないので、「自分がつくった!」と感じられます。仮説から構築、実証と全て自分で行っているので、思う通りのものができた時、「自分が開発した!」と、やりがいを感じます!


KOさん:厳しくも優しい先輩方のご指導の下、仮想環境での構築やOSにあわせた構築の方法を勉強しています。物理サーバーも最近は触っています。Yさんと同意見ですが、インフラ関係については学生時代は、なかなか触れられないのでやりがいを感じています

Q.Be-monの今後の展望を教えてください。

Aさん:“Be-mon”をもっと多くのユーザーが利用できるような環境の提供をしていきたいと考えています。自社サーバーを持たずにいろいろな拠点から使いたい、というニーズに応えていくつもりです。また、雇用の創出も大きな目的であり、在宅ワークの安定・拡大に “Be-mon”を通じて寄与していきたいです。
いろいろなユーザーから「こんなことできない?」という要望が上がっているので、ユーザー満足度の向上の為、もっとサービスレベルを上げて、その上で、如何に雇用を作り出すか。ということを考えて進んでいきたいです。

~インタビュアーあとがき~

最後までお読みいただきありがとうございます!
お話をしてくださったみなさまが「コミュニケーションスキルや会話の工夫」を心がけているという点が印象的で、常に穏やかな空気の中でのインタビューでした。
インタビューの中で「英語版をつくりたいね!」というお話がでており、全員が前向きに、楽しく、それでいてユーザー目線を持った方々だと感じました。

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