固定費の見直し(コスト削減) 保険見直し編
こんにちは、100記事までは毎日投稿をコミットしている
そっと、かなえる ライフプランアドバイザー 山田つとむです。
今日は、とても面倒な保険見直しについてです。今日は2000文字を越えた上に数字が出てきたりするので、保険見直しに関心がある人だけお読み下さい。(面白い記事ではないのでw)
保険はほとんどの人が苦手分野だと思います。なのに日本は諸外国に比べて加入率は驚異的に高い90%越えの国です。共済なども入れると95%を超える人が何かしらの保険に加入してます が、保険加入についての満足度は低いという事も言われてます。
少し古いデータになりますが、生命保険の加入世帯あたりの掛け金は年間平均で約41万円ほどになります。月々3万円を超える負担をしてるという事です。
今、この記事を読まれてるあなたは毎月の負担はどのくらいでしょうか?
金額だけを切り取ると大きな負担ですが、すべて貯金タイプの保険に加入されている人もいますので、いい悪い、高い安いは基本的にありません。
何故かというと、貯金を毎月してる人が毎月高い負担だとは思わないのと同じです。旅行に行きたい・車が欲しい・バッグが欲しい・子供の教育費のためなど目的があれば当然の金額だったりします。
そういった目的にあったものであればいいわけです。
話をもどすと、この記事はコストダウンがテーマなのでその観点で今から保険見直しのコツをお伝えします。
見直しにはタイミングがあって、例えば 結婚・出産・マイホーム購入などは保険見直しのベストタイミングと言えます。
ただ、それ以前に加入されてる人のライフプランにマッチしたものになっているのかどうかというのも見直しには重要なポイントです。
たとえば、TVCMで見かける大手生命保険会社の商品はほとんどの場合10年ごとに更新するものがこの令和時代にもまだ残っています。
このタイプの生命保険に加入している人向けに、典型的な事例を紹介します。
社会人になります。25歳頃には外交員に押し切られて一つくらいは保険加入することはよくあると思います。だいたい1万円前後で月々の掛け金はスタートします。
その場合10年毎に1.8倍や2倍くらいのペースで65歳くらいまでに更新し続けます。25歳→35歳→45歳→55歳→65歳(終了もしくは延長か入りなおし)
25歳の時は1万円
35歳の時は1.8万円
45歳で3.2万円
55歳で6万円としたら合計は・・いくらでしょうか?
25歳からの10年間は→120万円
35歳からの10年間は→216万円
45歳からの10年間は→384万円
55歳からの10年間は→720万円
120万円+216万円+384万円+720万円=1440万円となります。
そして戻ってくるお金の平均額は・・・約80万円程度というのが、国内大手生保の代表的商品です。
京都や奈良・兵庫・滋賀・和歌山の在住のひとの住宅購入相談などをすると、(市街地から外れたところ在住の人は未だに多く加入されてる)このタイプの生命保険にご夫婦で一つずつ加入してる人に未だに出会います。
担当の人にとてもお世話になって、理解して入ってる人やそのくらいの掛け金なら払えるからいいよ!っていう人はもちろんそのままお続けください。
今まで、2人くらいはそういうお考えの人にお会いしたことがあるので、否定も肯定もしません。
あと、10年毎に保障を削っていけば掛け金が調整できるからそうしましょうという提案をうのみにしてる方もいますが、本当にそれでいいのかなと思います。
生命保険のコンサルティングは15年以上してきましたが、未だにこの情報で驚いてくださる人がそこそこ多いことに驚きます。
これは、ほんの一例で初歩の初歩です。
じゃあ、どのようにコストを下げるのか?一番簡単なのは更新型ではない掛け金が定額のものに見直すことです。
たとえば、25歳の時に1.5万円を65歳まで支払うと720万円支払います。
この時点で、1440万円との差は半分の720万円がコストダウンできます。
さらに、半額になった掛け金(25歳時点ではこちらの方が月々負担は高い)
から、満期時期に全額戻ってきたらいかがでしょう?
貯金型のものであれば、このような生命保険はどこでも買えます。
ちょっと、コストよりの話になりすぎてますね。
本当の見直しは、保障部分の事も踏まえてコストの削減を考えるのが理想なので、やはりライフプランを立てた上で見直しはしてくださいね。
遺族年金や住宅ローン団信・勤務先で準備されてる死亡退職金や弔慰金などを算出したうえで民間企業で保障設計するのが本当の保険加入なので、今日はコストダウンをテーマにした初心者向けの見直しのコツをnoteに残しました。
会社で契約する生命保険や資産家や富裕層が使う生命保険の活用法もありますが、そちらはさらに難しくなるので機会を見てnoteに残します。
このnoteでは、読者のみなさんやその家族が、ライフプランを自分でも立てられるように記事をつくっています。併せて自分自身の活動や考えを記録しておく場として活用しています。
単発で記事をお読みいただいてもいいし、順番に読み進めて頂いてもいいので フォロー&スキ コメントで感想などもお聞かせください
次回は、携帯電話見直しとクレジットカードのあたりをやってみます。
最後までお読みくださいましてありがとうございました!
それでは!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?