相続は関係がないと思っている あなたに FPが相続をカンタン解説
こんにちは、タコ釣りの釣果が思わしくなかった
そっと、かなえる ライフプランアドバイザー 山田つとむ です。
今回は なんとなくとっつきにくい 相続をできるだけカンタンに執筆したいと思います。
自身も2年前に父がなくなった時の経験がありますので、その経験で感じたことや実際にあった事なども書いていきたいと思います。
今日はそこそこ重たい内容ですのであらかじめご了承ください。
相続は関係がないと思っているあなたへ
まず、自分がどう相続と関係があるのかわからないと 実際に判断が付かないと思います。
お金持ちや、資産家などでないと関係がないと思いがちですが、そこから 勘違いが始まっていることを知っておいてください。
なぜ、お金持ち・資産家以外の人が相続に関係があるのか?を説明すると
相続には税金が関係することを前提としていると思うのですが、それ以外に身近な人が亡くなられた後には色々な手続きが必要なのです。
ですから、親御さんが居たり あなた自身が親である場合は、まずは知識として知っておいて欲しいことがあるのです。
身近なひとが亡くなった直後にしないといけないこと
大きく分けて2つしないといけないことがあります。
①葬儀関係の手配(少し時間がたてば 法要などもする場合があります)
②行政など関係各所への連絡や手続き
身近な人が亡くなってすぐなのに この辺の手続きは待ったが利きません。
①については、遺体の搬送や葬儀の打合せや関係者への連絡などを済ませて通夜・告別式・葬儀を粛々とこなさないといけません。
②については、7日以内に死亡届などの提出が必要で 14日以内には世帯主変更や健康保険関係の手続きなどが必要です。
出来るだけ速やかにしないといけない手続きに年金関係の手続きや公共料金などの手続や相続についての調査や意思決定が必要になります。
私は3人兄妹で、仲もよく 私自身がこの様な仕事をしているので、喧嘩ひとつなくスムーズに手続き関係を手分けして行いましたが、それでもすべての手続きが終わるまでに数か月かかりました。
母が早くに亡くなっていたため 兄妹で手分けしたこともありますが、父自身が終活をかなり高い精度でやっていてくれたこともあって、経済的な負担や揉め事はひとつもなく手続き関係を終えれたことは本当に感謝でした。
父の終活をもってしても予測外に起きたこと
すべての終活を段取りしていた父も予測していなかったことがあります。
全ての手続きを終えて、経済的に私たち兄妹が負担した(厳密に言えば立て替えた)お金は数万円でした。(お金持ちでも資産家でもありませんからね)
父が予測外だったことは、事故で亡くなってしまったことと 日本が高齢化していたため火葬場のスケジュールがすぐに手配できず、葬儀社に延泊しないといけなかったため このふたつの出来事による予測しづらいコストが別にかかることになりました。
事故による死亡の場合は死亡診断書ではなく死体検案書というものが必要になり 所轄の警察署指定の意思に検死をしていただきます。そのために現金で必要になる費用が発生します。(2万円とか3万円だったと記憶してます)
もう一つは葬儀社への延泊ですが、これも遺体の腐敗や損傷が酷くならないように保管するので、1泊あたりの料金はビジネスホテル4~5泊分程度かかりました。
ここまで終えてからが相続についてです
気の重たい話になってますが、ここからが相続についてです。
お金持ちとは思っていない人も、資産家ではないない人も関係してくる可能性が十分にある相続
できるだけカンタンに解説すると、平成27年以降の相続税の計算方法が改正されたため
親が大きくないまでも会社経営をしていたり、じつは 普段使わない土地や現金を所有していたり する場合はそこそこ面倒なことになる可能性が大きいです。
課税がなくても争族対策
遺産分割でのもめごとの件数は1000万円以下・5000万円以下の遺産でのもめごとの方が多いという調査結果もあって、TVやドラマで見るような遺産相続のはなしと現実に起こる事というのはまったく違う次元で起きるという事です。
相続(争族)のためにしておきたい3つのこと
①遺産分割対策
②納税資金対策
③税軽減対策
つまり、だれに・なにを・どれだけ・どのように残すのか?
いつ・いくら・どのように 税を納付するのか?
どのように税負担を軽減するのか?
気が進まなかぅったり、デリケートな部分なので諸事情がある事くらいは理解できますが、この3つのことを専門家のちからを借りて少しずつでも取り組んでいく事をお勧めしておきたいと思います。
念のためこちらの記事もどうぞ↓↓↓↓↓↓
気になった方はあれこれ書籍などでも調べてみる所から始めてください。
今日はここまでにします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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