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終末じゃなくて 週末日記VIII

去年の今日は、例のVirusに感染して、苦しんでいる自分を一瞬だけ上から見てしまって、慌てて寝ている自分に戻った。夢だったのか現実だったのかは、わからないけど、嗅覚喪失したり、自宅療養後、買い物に行ったらお金の払い方がまったく分からなくなったりと、私という人間は、終わったなぁと思った春だった。

病院の予約を2回も穴をあけてしまい、人間活動に自信がなくなってしまった。知人の友人である、若いアーティストの女子と話をした。色んな人の結婚観を題材に、モノづくりをしたいとのことだった。1発センテンスでお願いしますとのことだったので、「この惑星での、ふたりという最小のアドベンチャーランドから、よどみのないPower of love の結晶を……」と応えた。うわーーキターーー凄い、最高すぎます!と、彼女は一気にインスタレーションの、イメージを書いていた。若い子と話すのは好き。創造的でウソがないから、とてもリラックスできる。たぶん精神年齢があうのだと思う。私のことを、昔のポルノ女優感あって、新しいと言っていた。低空飛行ながら人間活動もがんばろうと思った。311のことは、毎年忘れられない。Saturday.

完璧に空、エンプティさん状態で何も出てこなくて、料理ばかりしたり、掃除ばかりしている。パワーヨガ、あと3時間くらいやっていたかった。昔の自分の再現フィルムのような夢をみた。アパレルのときのメイトは、美形な英国人男性で、周りからは、羨ましがられたけれど、毎日のように2人して怒鳴られて、2人でカフェで、いつ辞めるかの、打ち合わせばかりしていると、どんなに美形だろうが、全くお互いそんな気にはならない。先にやめないでよという見えない魔術をかけ合って、ある年、半月違いでお互い辞められた時、趣味や恋人の話を、お互いはじめてしたような気がした。日本人の彼女の影響なんだと思うけど、冗談じゃないわよね。なによあの言い方感じ悪いわよね。など美形で、女コトバの日本語が、なかなか奇妙でよかった。そんなことばかり、ひとしきり回想しては、好きな人の写真を見たりして、好きな人の笑顔って、どうしてこんなにも、心に染み入るものがあるのだろうと、小一時間ぼんやりと眺めた。

おばさん構文トレンド入り、今流行りのオートチューンにすれば、なかなか良いのでは?と思った。絵文字連発、すみません競い合うように、それをやっては、組み合わせの可愛さを発見してる。それは日常生活の中でのディスカバリー。だけど、赤いハートの絵文字は、絶対に好きな人にしか使わない、それは日常生活の中での最愛の人だから。

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