見出し画像

流転する8月の星空

暑中お見舞い申し上げます。3部作のような夢をみました。早朝、テニスの素振りをしました。最近は久しぶりな方からの連絡が多く、万物の流転のようなものを感じております。

朝、起きて鏡を見たら髪は寝癖で、ぐしゃあとなっていたけど、これはこれでいいなと思った。手鏡をかざしてよく見ると、自然なカーブがつくように、内に入るように、前下がりになるように…と細部に渡る繊細なカットをしてくれているのがわかった。男女問わず、暗黒時代に出会った人との方が、長く付き合っていけるというのは真理だと思う。再び会えたときに、進化が感じられる喜びがあるから。ある女子と、あのときは、もうほんとうに終わるかと思ったよね的な話しをした。どん底すぎて、なぜかわからないけど、2人でカーシェアの車で、海辺まで行って涙流しながら、星空なんか眺めちゃったりしたよねと。たぶんお互いが、もう終わるかもしれないという、まったく余裕などない暗黒時代を共にしていなければ、再びにはならないと思う。なんとなく実は、つらいけど全てを失うことはないって相手とは、「そのときだけの辛さ」というシーンに登場した人物でしかないのだから。

8月はあまり好きじゃなかった。なぜなら、私にとっての暗黒時代に、朝起きて視界に入った床の模様が、ずっと脳裏から消えない季節だったから。数年経った今では、それは完全に流れ出ていったようです。

今朝は、ヘアオイルで髪をセットしながら、あの破格だったTechnicsのターンテーブルは、買っておけばよかったってことと、8月の星空が好きだってことを思いました。

暑さ厳しき折、お体にはくれぐれもお気をつけくださいますようお願い申し上げます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?