終末じゃなくて　週末日記 Ⅳ

ヨガの先生に、不夜城に通った話をしたら、やはりそうだったんですね、先月あたり、なんだか雰囲気が、違ってましたと言われてしまった。わかる、かなりとてもわかる、猛毒ブスみってやつだよね。先生も不夜城は、絶対無理だと言っていた。よかった、私だけじゃない。

新しいタロットや、オラクルカードが届いて、まず日光浴をさせた。月光浴まで待てない。居ても立っても居られなくて、ごめん会いたくてきちゃった。じゃなくて、駅前までセージだけを買いに行った。八幡宮界隈は混んでいた。部屋に戻りウッドデッキで、もくもくとセージを焚き、一心不乱にカードを浄化させている姿は、まるでシャーマンの、儀式みたいじゃないかと思った。集合的無意識・共時性・シンクロニシティは本当にあると思う。人生のターニングポイントが訪れた、友人知人に頼まれて、金曜日からカードばかり引いている。ひとしきりメッセージを伝えて、自分用の新しいカードを引いてみた。こ……これは、なにかがどこかから、降りてきてるんじゃないかと感じるほど、純度の高いメッセージだった。気絶レベルで眠りについた。Saturday night.

朝一番でパワーヨガ、帰りに、モナリザという種のアネモネを買った。紫のアネモネの花言葉は、あなたを信じて待つ。だとはじめて知った。自分自身を信じられない人は、あなたのことも信じられないし、あなたからも、信じてはもらえないと思う。それでも、好きだ嫌いだ愛してるよというだけの、マニュアル式インスタント恋愛は、成立するのだろうけど、愛は生まれないと思う。猫足テーブルの上では、本に加えて、カードがところ狭しと積みあがっている。まるで、文庫本とオラクルカードで作る、サクラダ・ファミリアのジオラマ状態。棚を買ったほうが良いのだろうけど、窓が多い日本家屋ならではの、陰翳礼讃の雰囲気を変えたくにゃい。悩ましい。しょーがねぇなぁ棚がいるだろうと、言われてみたい。

そんなことを考えながら、夕暮れから眠ってしまった。早寝してるのか、ただのlazy な人なのかよくわからない。お互い信じあい、あいするひとと、あいしあいされlaid-backがしたい。