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スプートニク 水星 流星 龍雲

おひさしぶりですインターネットの海流。デジタル・デトックスをしておりました。ライオンズゲートは閉まり水星は逆行中、部屋はピシーッとミニマムに平行感が保たれており、心は鮮美透涼

昨日は早朝から、リス、カラス、野鳥、蝉、おリボンキャットというオールスターに、バタバタと起こされて、はいはいわかりましたよ起きますよと。薔薇たちのお手入れ後、秘密の海岸へ行きました。水は澄み切っていて、岩に横になって読書をしました。私は、ハルキストではありませんが、村上春樹氏の作品ではアフターダークと、ダントツでだいすきなのが、スプートニクの恋人です。好きな人を想う気持ちと宇宙的孤独。何度読んでも、心の柔らかな部分が締め付けられてしまいます。私の中では2024年の夏は終わったので、いまはあとがきや、outroのような時期です。水星の逆行がもたらす作用らしく、私の周りでは"再び" な人が多い。何事も、一度でうまくいくことは難しく、ましてや人間関係、男女の営みなんて、大人になればなるほどに、素直に真っ直ぐになれなかったりする。ダメならいいや、アプリやSNSを開いては、はい次。な傍ら、自己犠牲執着ヘビー級といふ二極化な時代において、"再び" って、実はそこからが、始まりなのじゃないかとさえ感じてしまう。先日、知りあいの外国人女性にばったりあった時、髪の毛カットしたんだね、いいよ、子どもみたいでとてもかわいいと、くしゃくしゃに撫でられた。大人はいつもがんばっているから、時として子ども扱いはうれしい。

夕べはペルセウス座流星群のこと、とても楽しみにしていたのに寝てしまった。今朝は朝焼けの空の色が柔らかくて、龍海が出ていた。

そうだね?
そのとおり
スプートニクの恋人 の、最後のこの二行には色んな思いが詰まっていると思う。



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