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ddEC 療法~抗がん剤について~

最近、気温の上下がめまぐるしいですね⛄
春の国に少しお出かけたら、いきなり冬の国に連れ戻されたような
そんな気分です。皆様お体のお加減いかがでしょうか?

noteを始めたきっかけともなった乳がん、がんこちゃん細胞についての
お話の続きをさせていただければと思います。

前回は、抗がん剤まで準備をしたこと書かせていただきました。
ウィッグの準備や、費用が抑えられる高額医療制度の申請。
口内環境があれるため、歯医者へ行っておいた方がいいこと。

一番初めに、抗がん剤を投与した理由としては
始めに抗がん剤を投与することで効き目があれば
リンパおよび全身への転移・再発予防に効果的であり、
乳房切除の範囲も小さくなるという観点から、
医師は「最初に抗がん剤をして、がんを叩きましょう」と。

この言葉に、私はものすごく違和感を感じたのを
今でも鮮明に覚えています。
がん細胞といえど、私の身体をつくっている一部。
叩くのではなく、優しさで包んで癒したいなと。

タイトルの本題でもある
ddEC療法について、説明します。

2週間に1回の点滴を、2か月間かけて行うという療法。
私の場合は、入院ではなく通院での投与でした。

抗がん剤は、別名「赤い悪魔」とも呼ばれる「エピルビシン」と
「シクロホスファミド」の点滴でした。

とても強い薬のため、看護師さんは防護服をきて
ゴーグルをつけて対応されていたのが印象的です。

始めに、吐き気予防「イメンドカプセル」が45分
次に吐き気予防に加えアレルギー予防「アロキシ・デキサート」を15分

最後に、赤い悪魔「エピルビシン」5~10分
「シクロホスファミド」15分

といった、1時間30分の療法です。
また白血球(好中球)減少症予防に抗がん剤投与から
24時間後の翌日に、ジーラスタという注射が主な内容になります。

どうにか明るい気持ちで挑みたかった私は抗がん剤自体は
短い時間なのね!大丈夫そう😊正直思ってました。。。

「赤い悪魔」と呼ばれている理由を
この身をもって体験するまでは・・・

※治療を受けた際に、いただいた資料を元に作成しております。

皆さんのがんばった細胞が
癒されて、光に包まれますように願いを込めて💫


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