ひとりだけ出社して寒いオフィスで考えたこと
ここのところ半分くらい在宅勤務にしていますが、本日は出社しました。他のチームメンバーは、全員リモートで作業をしてもらいました。
冷房の効きすぎたオフィスで、ひとり寂しくパソコンに向き合っていた一日でした。
職場での筆者の役割は、管理者です。管理者とは、文字通り「管理する人」なのですが、具体的に何をやっているのかをまとめてみました。
■メンバーが元気であることを確認する人
リモートワークが中心になってからは、特に勤怠管理が重要になりました。始業時間に、メンバーがオンラインでつなっがたことを確認します。
管理者の代わりはいくらでもいますが、最前線で手を動かす人が一人でもいないと大変です。野球だって主力が抜けるとヤバいですが、監督かいなくても試合はできます。
■朝から気分を盛り上げる人
朝礼では軽い冗談を言ったりして、メンバーを和ませます。笑いどころをわかってる人たちなので助かってます。仕事の成果は、仲間との関係性で決まりす。
アドラー先生が「あらゆる問題は人間関係の悩み」とおっしゃっいましたが、裏を返せば「あらゆる問題は人間関係で解決できる」ということですね。
■怒られる人
今の現場では、客先に入り込んでクライアントと同じ場所で仕事をしています。当方の納品物に、クレームが入ることもあります。そんな時に、窓口となるのが管理者です。いわば「怒られ役」です。
今日も怒られる可能性があったため、出社してスタンバってました。怒りたいときに怒る相手がいないと、火に油ですからね。結果、空振りでしたけど。
■どうにかする人
いろんなとこからいろんな要望が飛んでくるので、矢面に立つのも管理者の役目です。面倒な案件も、とりあえず「どうにかします!」と自信ありげに答えておけば、その場はしのげます。
最終的にどうにもならなかったら、「怒られる人」をやればいいだけです。
■最後に固くまとめてみた
筆者のイメージする管理者とは、遊園地のアトラクションをメンテナンスする人です。
メンバーが安心して仕事できる状態を陰ながら見守る仕事です。管理者の動きが目立つようじゃダメです。
「あの人何もしてないよ」と揶揄されるくらいでちょうどいい。管理者が何もしてないように見えるのは、何事もなくコトが進んでいるということです。
無事これ幸いなり、ですな。
最後にもうひとつ、管理者の大切な役割が「例外対応」です。イザ!というときの立ち居振る舞いですね。そのために、体を開けて備えておかなきゃならんのです。イザ!が来ないことを祈りながら。
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