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生活サイクルを修正するための6つのポイント

 こんにちは!保護者と共に子を育む 共育コンサルタントの金澤です。

 夏休み、お子さんの生活はどうなっていますか? すっかり学校があるときと違ったサイクルになってしまっていませんか? このまま学校が再開してしまうと、なかなか本調子に戻るのに時間がかかってしまいますし、下手したら体調を崩してしまう場合もあります。

 二学期制だと、夏休み明けすぐに定期考査があって大変、というケースもあります。今日は、そんな生活サイクルを修正する方法をご紹介しますので、学校が始まるまでに生活サイクルを戻すよう心がけてみてください! これを機会に、ぜひ親子で取り組むと面白いかもしれません!

どんな生活サイクルが調子良くなるか考えてみる

 あまり考えたことがないかもしれませんが、人によって調子の良い生活サイクルというのは違います。よく朝型・夜型という言葉がありますが、これはある意味実在します。

 ※「ある意味」というのは、「夜になると集中できるから夜型」という意味ではなく、朝遅く起きる(夜遅く寝る)方が体調が良い、という意味です

 自分は早く寝て早く起きた方がいい調子なのか、朝はゆっくりして夜起きていた方が体調が良くなるか、どちらかを考えてみましょう。わからなければ、一度意図的に試してみるのも一つです。

一週間の調整期間を取ろう

 今までの指導経験上、子どもたちは大体一週間もあれば、生活サイクルが定まってきます(大人はもう少しかかると思います)。

 よく入試前になると、「当日のテストが始まる3時間前に起きるのが脳が一番働くから、その時間を逆算して決めて、一週間前からその時間に起きるようにしよう」という話をしていました。

 直前に無理に変えようとすると、かえってうまくいかないので、一週間の調整期間を取るようにしましょう。学校が始まる日を考えて、逆算して始めてみるといいでしょう!

まずは起きる時間を決めよう

 ここから実際にサイクルを整えていきますが、そのための第一歩は「起きる時間を決める」ことです。子どもの場合は学校がありますから、普段起きる時間は決まっているはず。その時間を改めて確認し、何もなくても一週間前からその時間に起きるようにするのです。

 きちんと起きていれば、日中活動をして、夜自然と寝る頃には眠くなって寝られるようになります。これを一週間続ければ、自然とサイクルができてくるのです。

 誰に聞いても、この「起きる」という行為が一番難しいようです。人によってきっちり起きられるようになる方法論は違っていて、私は「とりあえず立ち上がる」ことです。眠くても、立ってしばらくすればちょっと動けるようになってきます(笑)。 人によって、水を飲むといいという人もいれば、散歩する人もいるでしょう。

 印象に残っているのは、目覚ましをベッドから一番遠いところに置いて、歩かないと止められないようにした、という生徒がいました。もしこれでも起きないなら、起きないようにする「意思」があるわけですから、そもそもサイクル整えたくないってこと?という話になりますね(^◇^;)

 自分なりに工夫して、色々とチャレンジしてみることが大切です。

昼寝をできる限り我慢しよう

 サイクルを修正しようとして次の障害となるのが「昼寝」です。しばらく起きていなかった時間に起きると、普段眠くならなかった時間に眠くなります。そこでつい寝てしまうと、夜に眠くなるのが遅くなってしまい、結局寝るのが遅くなります。そうすると、朝起きるのが辛くなり、サイクルが続かなくなります。なので、きちんとサイクルを整えるためには、昼寝は我慢する必要があります

 できるだけ昼寝するのを我慢するためには、体を動かしたり外に出たりする活動を昼間に入れ、何か予定が入っているようにしてください。昼に時間が空いていると、ついテレビを見たり漫画を読んだりしながら寝てしまいます。昼にしっかり活動する、というのはサイクルを整える上で非常に重要です。

夜は多少早く寝てもOK

 サイクルを整え始めると、最初は少し疲れる感じがすると思います。早く寝たくなってしまうこともありますが、これは多少ならOKです。起きる時間が決まっていることが大切ですので、寝る時間は前後があっても問題ありません。

 ただ、あまりに早く寝すぎると、朝早く起きてしまうので、そこだけ気をつけてくださいね。

ベストな睡眠時間は人による

 これもまたよく聞かれる話として、「何時間寝るのがいいですか」という質問があります。一般的に1時間半おきだとか、2時間ごとだとか、色々言われていますが、個人的にたどり着いた結論は「人による」です

 元も子もありませんが、人によってパフォーマンスを発揮できる睡眠時間に差があるのは、人によって姿形が違うのと同様、当たり前のことです。だからこそ、自分で睡眠時間を設定してみて、色々と試してみることがポイントです。私は7時間がベストの睡眠時間で(結構寝てますね笑)、最低5時間寝ないと翌日が辛くなる、ということが大体わかっています。

 年齢によってこの数値も変わってきますので、ぜひ子どもだけでなく親の方もやってみてくださいね。


 生活サイクルを整えると、体調がよくなったり、気分がすっきりしたりして、結果日々の生活の質が高くなります。これを機会に、意識してサイクルを整えるということにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


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