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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」

『ホップステップだうん!』は月2回配信のべてるの有料マガジンです。 向谷地生良さんの連載をはじめ、べてるのメンバーのコラム、イベントの報告や講演録、江連麻紀(写真家)さんの写真連…
『ホップステップだうん!』はメールマガジンと並行して月2回配信しています。内容はほぼ同じです。価格…
¥300 / 月
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#べてるの家

べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.300

・「岡本勝さん」 江連麻紀 べてるのメンバーの岡本勝さんが亡くなりました。 私がはじめてべてるを訪れたのは2012年でした。 浦河に到着したときには暗くなっていて、元祖べてるの家の前の道路にしゃがみ込んでいた岡本さんが握手をして出迎えてくれました。 その翌日にニューべてるでお会いした岡本さんに「おまえの夢はなんだ?」と唐突に聞かれて答えられなかったことを時々思い出して、今、岡本さんに夢を聞かれたらなんて答えようかなーと考えたりしています。 私が神奈川県に住んでいこ

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.298

・夏休み「それで順調!」 江連麻紀 子育て当事者研究会の仲間内では、「夏休みがくる」と恐れられいた時期の真っ最中です。 特に保育園も学童もお休みのお盆をどう過ごすか研究のテーマになることも多いです。家族旅行や帰省などの世間のムードに疲弊してる人もいます。 べてるの家の理念のひとつ「それで順調!」と声をかけ合って、夏休みの終わりの子育て当事者研究会では労いのわかちあいができたらいいなー。 べてるの理念のひとつ「それで順調」 べてるは、いつも問題だらけ。今日も、明日

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.297

・気持ちをカタチにする 江連麻紀 先日、子ども「自分のこと」研究所_vol.8を開催しました。 子ども「自分のこと」研究所は子ども・子育て当事者研究ネットワークゆるふわ、清水屋商店、コトノネ、無印良品東京有明が共同で活動しています。 今回は夏休み特別企画で学研ステイフルさんもご協力してくれました。 10人の子どもたちと学研ステイフルさんのニューブロックを使って、最近の印象に残ってる出来事があったときの気持ちをカタチにしました。ニューブロックは色も形も様々あって選

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.296

・子ども当事者研究× 無印良品× 学研ステイフル 江連麻紀 子ども「自分のこと」研究所 _vol.8 夏休みだよ!「こころの自由研究」 最近、子ども当事者研究をするときに「自分の気持ち、他者の気持ち」に出会うことを大切にしています。 「相手の気持ちを考えて!」 と、怒られてる子は多いけど想像するのは難しいことかもしれません。まだ出会ってない気持ちもあるかもしれないです。 私は大人ですが「イヤだっただろうなー」とかざっくりとはわかりますが、子どもたちにどうゆう気

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.293

・ Kさんと幻聴さん 江連麻紀 べてるメンバーのKさんとグループホームでお会いしたとき、幻聴さんの攻撃が強くて困っていました。 幻聴さんが「こら!」と怒ると心の中が揺さぶられて大変な思いをされています。 「1200人の幻聴さんがいて各部署に別れて部署ごとのリーダーがいる」 「0が入院レベル。10が幻聴さんがいない状態。今は4.4くらい。」 グループホームの壁に貼っていた研究用紙を見ながら宇宙人幻聴さんなどの細かい部署を教えてくださいました。 たくさんの苦労に直面

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.292

・ 子ども当事者研究×無印良品 江連麻紀 無印良品東京有明店の子ども当事者研究 vol.7 「家族会議をしてみよう」が開催されました。 家族会議は親から子どもを誘うことが多いけど、子どもが決めたテーマで子どもから誘えないだろうかと思いました。 そこで、今回の子ども当事者研究は子どもたちと家族会議のテーマをみんなで考えました。 当日は未就学から中1まで11人の子どもと8人の保護者が参加してくれました。 無印良品のお茶やジュースとお菓子を食べながら気分と体調をシェアす

べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.287

・若者当事者研究 江連麻紀 福岡市にある「こころふくよか」という不登校やひきこもりがちになってる若者や、さまざまな苦労を抱える若者の居場所で若者当事者研究会が開催されました。 最寄り駅から徒歩10分程度と伺っていましたが、地図を見ながら近隣をぐるっと一周してようやく辿り着く隠れ家のような場所にこころふくよかはありました。懐かしい雰囲気のある室内に5人の若者と、その若者からOKをもらった10人の大人も一緒に広いリビングでテーブルを囲みました。 福岡で何度か一緒に当事者研

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.286

・子ども当事者研究×無印良品 江連麻紀 子ども「自分のこと」研究所 vol.6 「ほめほめクッキーとメッセージカードをつくろう」が無印良品東京有明店で開催されました。 今回の企画考案は私なのですが、周りの人に相談すると褒め言葉が出てこない人が多くて不安になって当日を迎えました。 参加人数6人で50分のイベントを2回行いました。 クッキーでデコレーション作ったあと、自分のことを褒めるメッセージを書きました。 私の心配をよそに、子どもたちはするすると褒め言葉を書いてい

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.285

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.284

・「子育て当事者研究」 文/写真:江連麻紀 先日、渋谷でこじんまりと集まって向谷地悦子さんと子育て当事者研究をしました。 気分体調からはじまって、それぞれの研究テーマをわかちあいました。 お母さんが安心したいから子どもに「べき」をするよね、という話しから 学校に行くべき 早起きするべき 時間通りにいくべき べき、べき、べき・・・ 子育てしていると「べき」はすぐ身近にいてべきに振り回されたり、べきでしんどくなったりしていました。 話しているとべきにも「道路

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.280

横浜にある若者の自立就労支援事業をされているK2インターナショナルさんで場所をお借りして、午前中は子育て当事者研究、午後はやちゼミ One Day Seminar「当事者研究三昧 ー 対話のための対話のための対話、そして研究」Vol.2が行われました。 「やちゼミ」では、さまざまな「ケアの領域」に身をおきながら実践を重ねる参加者と「行き当たりばっちりセミナー」として、「一つの問いかけを起点として、対話を重ねながら、ともに学び合う」スタイルのゼミを開催してきました。 午

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.279

・岡本さんの乾杯 江連麻紀 45年前、浦河日赤患者会の自治会長をされていた岡本さんは、患者会で集まって飲み会があると「乾杯の音頭」をとっていました。 1984年にべてるの家が設立されてから岡本さんの「乾杯の音頭」は定着しました。べてるまつりの後夜祭も毎年岡本さんの「乾杯!」からはじまります。 久しぶりに岡本さんの乾杯が聞けて、べてるまつりが対面開催できたことに私はじんわりと胸に込み上げるものがありました。 文/写真:江連麻紀━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.278

・第20回当事者研究全国交流集会北海道・浦河大会 江連麻紀 13日に第20回当事者研究全国交流集会北海道・浦河大会が開催されました。 私は午後の分科会で子ども当事者研究を仲間と小学校1年生から高校1年生まで5人の子どもたちと担当しました。 前半は小学校1年生の女の子が発表してくれた「そわんそわんさんの研究」から、緊張したときにくるそわんそわんさんについて参加者の方たちと研究しました。参加者のアイディアから「がんばらない」と自分に声かけることを試してみることになりまし

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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.277

・「第20回当事者研究全国交流集会北海道・浦河大会」 江連麻紀 第31回べてるまつり in 浦河。 13日の第20回当事者研究全国交流集会北海道・浦河大会ですが、私は個人的に当事者研究の誕生について関心をもっていて綾屋紗月さんの講演と、他にも世界の研究者の発表を楽しみにしています。 午後の分科会ではメルマガでもおなじみの笹渕乃梨ちゃんと私が子ども当事者研究を担当させていただきます。まだ不確定要素があって決められていませんが、子どもたちと研究できたらと妄想しています。

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