主婦ネットワークの衝撃

コロナ渦、主婦(嫁)のネットワークに私はとてつもない衝撃を受けた。

私はデジタル/ITといった領域でコンサルのようなことをやっており、テクノロジーこそが企業活動や人々の生活をより便利に、より豊かにするのだ!と声高に叫んでいる。

衝撃だった。今回のコロナ渦でマスクが手に入らない状況の中、私はスマフォを駆使しマスク入手を試みたが、これがなかなか手に入らない。

そんな中、主婦のネットワークを活かし、いとも簡単に適正な値段でマスクを売っているお店を特定し、颯爽とチャリを飛ばしマスクを手に入れる嫁を目にした。
彼女は何事もなかったかのような顔をし、朝使ったマスクを昼にはもう新しいものに変えていた。

なんだろうか。Amazonプライム会員でもある私は、デジタル武装にあぐらをかき、何か大事なことを見落としていたのか。

見様見真似で、朝つけたマスクを新しいものに変えてみた。

たわんでいないマスクの紐が耳に食い込んでやけに痛い。

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