(詩)like a swallow
休みの日は
私
一日中静かに過ごすでしょ
昼はなるべく採光して
カーテンを通して
明るい日差しが揺れる波のように
降り注いで
時間が静かに流れるように
あなたのメッセージ
私
なるべくすぐ返してるでしょ
ごめんなさいね
いつも
言葉少なで
光る言葉は床にひざまづいた
祈りのように
またお返事が頂けますように
電車では
私
なるべく遠くを見てすごすでしょ
なにも考えまいと努力して
ただ
待っているの
乗り過ごさないようアラームセットして
鳴るのを待って
遅れてお待たせしないように
あなたのメッセージ
私
なるべく丁寧に返してるでしょ
おはよう はい あいてます
そうね いけます おやすみなさい
光る言葉は首をかしげていて
こちらをみつめていて
私はことばを飲みこんで
†
つばめのように
私
曇り空の日は低空飛行で
なにも考えられずにじっとして
ただ
待っているの
雨が降る日には
私
駅の改札であなたの帰りを
ただ
待っているの
(音源)like a swallow
こちらの歌詞となります。
参考
自作のこれの冒頭が良かったので昇華させました。
楽しい哀しいベタの小品集 代表作は「メリーバッドエンドアンドリドル」に集めてます