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あなたのお子さまは、なぜ勉強をしないのか。

どうも、自立学習支援「ベストスタディ」のやまそうです。
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・勉強を習慣化する方法
などを発信しています。

小学生や中学生のお子さまをお持ちの方で、
「うちの子が勉強してくれない・・・」
「勉強はするべきだと言ってもわかってくれない・・・」
なんてお悩みをお持ちではないですか?

今回は、
「なぜ子供が勉強をしないのか」をテーマにお話ししたいと思います。

子供が勉強をしないのには、ちゃんと理由がある。

あなたは、
なぜ子供が勉強をしないか、考えたことはありますか?

そこにはちゃんとした理由があります。

その理由は次の4つ。

  1. 勉強の目標がない

  2. 勉強のやり方がわからない

  3. 勉強の過程、成果が見えない

  4. 「勉強しなさい」と言われる

です。
1つずつ詳しく見ていきましょう。

1、勉強の目標がない

まず最初の理由は、
「勉強の目標がない」です。

学生時代から
「将来は医者になって難病を持つ人を治したい!」
「将来はパイロットになっていろんな国に行きたい!」
「将来は弁護士になって困っている人を助けたい!」

なんて具体的な目標を持っている子は、
そこに向かって積極的に必要な勉強をするでしょうし、
それが苦ではなく、むしろ楽しいでしょう。

こういう子は最強なんですが、
これはかなりレアなケースです。

ほとんどの子は
なんとなく「医者がいいかも」程度はあっても、
そこまで具体的な目標は持っていません。

なので、具体的な将来を思い描いている子に比べると
勉強に対する「必要性」は感じていません。

だから勉強しないのです。

ならばどうするか

ですので、まずは勉強の目標、
つまり「勉強をする理由」を作ってあげることが必要です。

これは、何も「具体的な将来なりたい職業」のような
大げさなものでなくて大丈夫です。

もう少し手前の、
「〇〇大学に行きたい」
「県内でトップの高校に行きたい」や、

なんならもっと手前の
「定期テストで80点を突破する」
「定期テストで平均点を越える」
でもいいですし、

「女子に勉強がデキるヤツと思われたい」
なんて目標でもかまいません。

とにかく、”とりあえず”でも勉強をする理由を見つけるのです。

これが勉強をする原動力になります。

2、勉強のやり方がわからない

子供が勉強をしない理由の2つ目は、
「勉強のやり方がわからない」です。

「成績を上げたい」と思ったとしても、
そのためにどう勉強すればいいかがわからないと、
やる気にはなれません。

あなたが、
「子供においしいカルボナーラを作ってあげたい!」
と思っても、

作り方がわからないとどうでしょう?

作りたくても手が出せない、、、
何が必要かもわからない、、、

そんなもどかしい状態になり、最終的には断念すると思います。
(作り方程度は調べればわかりますが)

ならばどうするか

ですので、勉強をしない子供には
「勉強を教える」のではなく、

「勉強のやり方を教えること」が大切です。

やり方がわかれば自分の力でも勉強を進められるようになり、
次第に楽しくなっていくでしょう。

3、勉強の過程、成果が見えない

勉強にやる気がでない理由の1つに、
「勉強の過程や成果が見えない」という要因があります。

要するに、
①自分がどれだけがんばったのか
②がんばった結果どうなったのか
これらがよく見えないのです。

特に①がよく見えないと、

たとえテストの点数が少し上がったとしても
それが自分のがんばりの成果なのかが見えず、

勉強の成果を実感できません。

ならばどうするか

勉強の時間や量を記録しましょう。

簡単にでいいです。

記録用のノートを買っておき、
今日30分勉強したらそれを記録しておきます。

教科書や問題集に直接、
勉強した日の日付と時間を書いてもいいでしょう。

とにかく目に見えるよう「記録」することが大事です。

記録しておけば、
自分がどれくらい勉強してどれくらい点数が上がった
というのが見えるようになり、

それが次へのモチベーションになります。

4、「勉強しなさい」と言われる

子供が勉強をしたくないと思ってしまう最大の原因かもしれません。

よく「勉強しなさい」と言う親御さまがいらっしゃいます。

しかし、これを言われると
子供は勉強のやる気をなくします。

キツめの口調であれ、
やんわりとした口調であれ同じこと。

心理的リアクタンスといって、
人は命令されると反発したくなる生き物です。

おそらくあなた自身も経験があるのではないでしょうか。

来客のために「お茶でも用意しよう」と思っていたところ
上司から「お茶くんできて」と言われ、なんだかイラっとしてやる気がなくなった・・・など。

これはあくまでごく一例ですが、
似たような経験をした方は多いと思います。

つまり、

何も言わないとやらないし、
「勉強しなさい」と言ってもやらないのです(笑)。

ならば言う意味はない、
むしろ子供をイラっとさせてしまう分マイナスですよね。

ならばどうするか

命令口調になってはいけません。

お子さまの勉強について
心配してあげるような声かけをしましょう。

たとえば、
×「今日の宿題ちゃんとやったの!?」
➡〇「今日の宿題はどうだった?」

×「ちゃんと今日学校でやったこと復習しときなさい」
➡〇「今日は学校でどんなことを習ったの?」

などです。

どんなふうに声をかけるかは、
お子さまのタイプによって変わってくるでしょうが、

ポイントはとにかく
「命令口調にならないこと」です。

勉強をするかしないかは自分次第だけど、
私は気にかけているよ、という姿勢で接してみてください。

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