『秘伝の声』池波正太郎著・読後感【読書日記】
この時代小説を読むのは、三度目になります。床に積んであった本の中から無造作に取り出し、読み始めてみました。
既読したことを忘れ、何気なしに手に取った小説でした。何となく表紙の絵柄はおぼろげに憶えていたのですが、読んだ記憶がありませんでした。で、リビングのソファに寝そべりながらページを開いてみることにしました。すると、以前読んだことを思い出した次第です。でも、味わい深い物語が展開されていて、つい、読み進めてしまいます。
わたしは、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『真田太平記』などが好きで、よく読んでいます。戦後を代表する時代小説・歴史小説作家。と謳われていますが、時代物の小説として意識して読んだことはありません。ただ、描かれている風俗が違うだけで、現代小説と同じ感覚で読んでいます。
小学校を卒業した池波氏に担任の教師が進学を勧めたそうですが、家庭の事情により12歳で奉公に出ています。それ以後、働きながら創作活動に没頭しています。
池波 正太郎(いけなみ しょうたろう、1923年〈大正12年〉1月25日 - 1990年〈平成2年〉5月3日)は、戦後を代表する時代小説・歴史小説作家。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など、戦国・江戸時代を舞台にした時代小説を次々に発表する傍ら、美食家・映画評論家としても著名であった。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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