写真は、観るのも撮るのも好きです。
金曜日の夜、久しぶりに馴染みのshot・barに立ち寄りました。
あまりアルコールは飲めるほうではありませんが、barの雰囲気は、とても好きです。また、店のインテリアデザイン(内装)も、人一倍興味を持っています。「リフォームストーリー」シリーズを書いているのですから、当然ですね。
コロナ禍のせいか、それとも時間帯のせいなのか、店は空いていました。
ちょうどよい機会だと思い、マスターの了解を得て店内のインテリアを撮らせて頂きました。そのうちの1枚の写真をnoteで公開したいと思います。
普段の仕上がりの被写体の写真と、デフォルメしたものを垂直に並べてみました。
これは、普段の仕上がりの写真です。
これは、普段の写真をデフォルメしてみたものです。
もちろん似たような被写体であっても、映像の違いは分かりますね。あなたは、どちらの写真の仕上がりが好みでしょうか。
これを小説に例えてみても言えると思うのですが、読者によって脳裏に浮かぶ映像が違います。小説には、心理描写、情景描写などの表現形式がありますが、読む人によって生育環境による価値観や認識の違いから、印象が異なってきます。それが、その小説に対して高、低評価につながるのだと思います。
ある小説を読んで、わたしが普段の写真のようなイメージでとらえても、別の人は、デフォルメされた写真のようなイメージの捉え方をするかもしれません。なんとも摩訶不思議なことに思えるのですが、それが人間の多様性なんだと考えると、なにも不思議なことでもないのかもしれませんね。だから、あるひとつのレビューで、その小説の良し悪しを推し量るのではなく、実際に読んでみて自らの評価を与えるのが、個々の読者の真実の評価になると思えます。
新刊で購入された流行りの小説などは、ブックオフで売られていることがあるようですが、実際、読者が新刊を購入して手元に置いている比率って、どれほどあるのでしょうか。わたしは、いままで購入した書籍はすべて本棚に納め、手元に置いています。それは、ときをみて、幾度も読み返すことがあるからです。幾度も読み返してみたくなる書籍は、わたしにとって価値あるものです。
何だか、横道に逸れた四方山話になってしまい、失礼しました。
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