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メキシコ&キューバにsalud!🇲🇽🇨🇺エピローグ


〜俺たちTeam Amigo〜

チーム友達、チーム友達、俺たち何?え?チーム友達。

2024年桜散る4月下旬、日本列島ではこの歌がこだましている。行く人来る人が口ずさむ。いつからこんな宗教じみた国になったのか。

インドを翔け終えた後、家と会社のシャトルランを週に5日も繰り返し続けている。この日常に甚だ嫌気がさしていた。


俺は天を仰ぎ、春の終わりを感じながら、このつまらない日常を抜け出す機会を伺っていた。図らずも胸の奥でチーム友達のリズムに乗って、心躍らすムーブメントを求めて。

今回口火を切ったのはYuji Hosoi″だった″。この春に異国の大阪遠征4年を経て、東の都に舞い戻った彼がゴールデンウィークどこか行かないか、と。常におもろいことを探している俺にとって断る選択肢なんてものは無い。すぐにいつものメンツに声をかける。
正直俺が休み取れるか微妙だったけど、中日3日休めれば10連続魔物連休を作れることに気づいてしまう。部長クラスがいる30人の大会議の日程を変える一流ネゴシエーターと化し、一番乗りで魔神になる。
しかし、今回起案したYuji含めしーまさんも不時着。カリブ海の藻屑になったひろきは言わずもがな。神の選別に会いガーキさんと新たなクルーの古森の3人で特攻が決まる。イケメンが混じりやがったが、俺らは不時着はしない。

国決めは何回かの打合せで決まる。皆が行ったことある国を除き、スイス・クロアチアか、メキシコか。どっちも良かったけど、スイスにジョジ味を感じてしまってから心がメキシコに大きく傾く。ガーキさんは古森と2人の打合せで決めていいとのことで、話し合いメキシコに決定。必然。
メキシコ行くならキューバ行くっしょと思ってたし、普通に前から行きたかったので提案するが、断じて行かない姿勢を見せる古森とどっちでもいいよと安定安心意志皆無確変モードのガーキさんが憚る。ここは譲る気さらさらないので強気の姿勢で2人を交渉し、懐柔する。多分今の俺ならイーロンマスクを買収できる。

今回の舞台はアステカ文明が繁栄したタコタコタコスの国、メキシコ。
そして、ラテンとアフリカが混ざる情熱メラメラゴーゴーの国、キューバ。

お金はもちろんぶっ飛ぶけど、もはや飛ばしたくなってる。旅行にはその力があるし、俺らはそれを知ってしまっている。
お金は紙だから経験に替えるのよ、と石田ゆり子の名言を添える。俺はこの言葉が好きだ。人はいずれ死ぬし死んだら大金叩いて買ったものは意味をなさない。死ぬ間際に寄り添ってくれるのは愛と記憶だから。

と、ソクラテスモードはここまで。

アメリカがキューバと不仲なせいで、アメリカを経由するために3万する観光ビザが必要だったし、この申請手続きに多分10時間くらい使った。全ての飛行機を予約した後に俺らアメリカから日本戻れないかもと気付いた時は笑ったけど、笑えないくらいだるかった。今回のブレイン古森がいなかったらたぶん気づかずガーキさんと2人でアメリカで猿笑いしていただろう。

図書館でメキシコ、キューバを調べる。インド旅行の時からその国を知ってから行くとより良いことを知ってしまった。
メキシコはオラ、グラシアス。キューバめっちゃ支配されてた。カリブ海はめっちゃ綺麗だし海賊。社会の荒波に揉まれ屑となった人が集まる海。もちろんそこにひろきもいる。

初のアメリカ大陸で楽しみすぎるのと、マフィア蔓延る南アメリカという若干の不安。総じてわくわく。
きっと帰ってくる時には向かう人にHola!と挨拶してるし、音楽に体でノれる陽キャとかしているだろう。

中南米ラテン編。久しぶりにちょっぴり危険な国で風になる。

チーム友達?
いや、team Amigoと共に。

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