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【実話】俺はバイト先の女子大生にブロックされている⑤

バイト中に見た彼女からのLINE。「気になってる人がいるので2人でご飯に行くことはできません。これからもバイト先の先輩後輩としてよろしくお願いします。」ショックだった。そしてそういうことならもっと早く言ってほしかった。

僕はあの時は彼女が僕のことを好きだと思っていた。しかしそれも僕の勘違いだったのかもしれない。彼女からしたら僕はただのしつこいバイト先の男に見えているのかもしれない。もしくは彼女に遊ばれていてずっと彼女の手のひらの上で踊らされていたのかもしれない。

腹が立つし恥ずかしいし落ち込んだ。その日は家に帰って熱いブラックコーヒーを飲んだ。その日はあまりよく寝れなかった。



彼女と話した他の女子の僕に対する態度が冷たい。
僕の悪い噂を流してるのでは?と勘ぐってしまう。
バイト先であの子の手をこれ以上汚したくない。

ほんとはちゃぶ台ひっくり返したいが平成のゆとりザムライなので丸く納めに行った。
ご飯の誘いを断られ続けた末、僕が取った行動。
「いつになってもいいからご飯に行こうね」
喜怒哀楽のどの感情でもない感情になる。
「就活あるんで1ヶ月くらいちょっと…」と引き伸ばされる。

休憩時間。晩御飯の時間だが食欲はない。ドトールで銀杏BOYZの「baby baby」を聴きながらカフェオレ飲む

このことを同期のある男友達に話すと「この時代にまだそんな昭和みたいな恋愛してwお前侍やんww」とからかわれた。
俺は侍なのか?サムライ。。。

昭和、、、俺って古い?時代遅れ?今どき流行らない?

ガチ恋ゆとりザムライ
100円ショップの片隅で愛を叫ぶザムライ

季節は夏。バイトを始めてから5ヶ月が経つ。

その子が帰省する。

2ヶ月ぶりくらいにLINEした。
「今度アーカイブ残るからライブ見てほしい」
2日くらい未読のままだ。

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