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【実話】俺はバイト先の女子大生にブロックされている⑥

結局2週間くらい既読にはならない。怒ってるのか、はたまたもうしつこいから構ってほしくないのか、俺はどうすればいいのかわからない。

勘違いかどうかを確かめるには自分から行動を起こすしかない。
いつも俺は欲しいものは全て自分の力で手に入れる。

手紙を書いた。

『口で伝えられないから手紙を書く。
ちゃんと向き合えなくてごめん。ほんとはもっと君と話したいよ。

君のことは初めて会った日からずっとすごく素敵な女性やと思ってる。
仕事にまっすぐで真面目でみんなに優しいところはすごく素敵です。
君は笑ってる顔も怒ってる顔も真面目な顔もいつもすごく可愛い
今まで出会った女の人の中で一番素敵な女性やと思ってる。

気になる人とはどうなりましたか?君が今幸せならそれでなによりてす。

俺は君とデートしたい。いつになってもいい。

誕生日おめでと。いつかみんなで居酒屋とか行きたいね。』

久しぶりに会う日。
LINEは帰ってきてない。

どうやらバイト先の男子大学生と付き合ってるっぽい。
その男は20歳。僕より5歳年下。
その彼氏っぽいやつが僕を警戒してきたので全てを察した。

僕はエプロンのポケットに入れてる手紙を急いでカバンの中にしまった。
手紙は家に帰って捨てた。

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