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【実話】俺はバイト先の女子大生にブロックされている⑧

俺はそのあとLINEを送った。
「無視してこめんなさい、何でも言うこと聞くから、許してほしいな」

既読はつかない。


季節な流れ僕と彼女が出会ってから1年が経った。

バイト先の最寄り駅で偶然彼女を見かけた。黒のダウンに細身のブルージーンズの彼女はトイレから出てきて隣の男にピャッ!っと水をかけて笑っていた。

普段そんなところ見たことないし、そんなことできる関係性に嫉妬してしまう。思ったことは彼女の隣にいるような人間は俺みたいな人間ではないことだ。年下っぽい犬っぽい可愛らしい男が好みなのだろう。

その間も俺はアプローチしていたがもう無理だろうと諦めがついた。心にトゲが刺さったまま俺はその足で予約していた散髪屋に向かった。

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