映画紹介:トリック劇場版
あらすじ
災いに怯える田舎の村・糸節村。
その村の青年団の男女に頼まれて、神として訪れる山田(仲間由紀恵)。
しかし、先に村を訪れた、神を名乗る男が3人いた。
村を訪れるきっかけとなった上田(阿部寛)と協力し、神候補の4人で本物の神の座を奪い合いながら、村の暗部を知っていく。
レビュー(ネタバレあり)
序盤は村までの導入で、小ネタを挟みつつ流し見する程度でいい。
中盤は胡散臭い神候補の連続で、個性の強いキャラクター性や軽い手品の押収。ミステリーという緊張をダシにした、緩和のコメディ。随所で矢部刑事がいい味を出している。
終盤でミステリーを回収するシリアスシーンになるかと思いきや、山田母の登場で一気にギャグが加速する。しかし、オチに切り株の文章を持ってくることで、後味がギャグだけで終わらない構成は美しい。
ベスの評価:星3.8(ミステリー部分は簡単な部類だが、ストーリーとシュールなギャグが秀逸。最初から最後まで面白くて飽きがこない。)
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