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命をかけていますか?〜摘読日記_09

さいきん、オリビエ・ペリエの著書「野望あり〼」を読みました。(その感想記事はこちら。)
ほかにどんな騎手本を持っていたか、本棚を漁ってみました。
そして、摘読してみました。

騎手本の山。

かなり前に読んだもの、買ったもののそのまま積読になってしまっているもの、いろいろです。

野町祥太郎編著・1976年発行

これはパラパラめくって楽しい。
いわゆる「馬券指南本」の類に入る本ですが、何しろ1976年発行なので、もちろん今の競馬に役立てているわけではなく、昔の馬券指南の文章や、昔の騎手の紹介などを読み物として楽しんでいます。
あの、ディープインパクトの池江泰郎調教師がまだ現役騎手だったり。逆に新鮮。

横山典弘の父、横山和生・武史兄弟の祖父、横山富雄。


増沢末夫著・1992年発行

これは積読状態・・。
現役時代を知らない増沢末夫元騎手の半生記。
競馬人気が盛り上がっていく時代にハイセイコーなど数々の名馬に騎乗しており、この本も面白くないはずがない。


和田絵衣子著・1978年発行

今読み進めている。
1979年の落馬事故前に出版された本。
現役時代はやはり知らないわけだけど、残されたいくつかのレース映像や、こういった本からも”凄み”を感じる。


岡部幸雄著・1991年発行

福永洋一と同期のレジェンドジョッキー。
”ダビスタ世代”の自分としては、自分が生産した馬にいちばん乗ってほしい”小田部”騎手。(笑)
これも積読状態の本。
先日引退した藤沢和雄厩舎の開業間もない頃のエピソードなど面白そう。


小島太・1993年発行

岡部幸雄、福永洋一らより一世代上の小島太元騎手(元調教師)の本。
これは以前一度読んだと思うが、ぱらぱら見直したら結構内容を忘れていた、、
また読もうかな。
「あとがき」を今読んだら、競馬ブームは嬉しいが、いい加減な出版物が多く、自分で書いてやろうという気になった、とのこと。
確かに、1990年前半は、競馬ブームが最高潮だったと思う。この時期の競馬本は自分もたくさん持っている。


武豊(語り)・2000年発行
武豊著・2000年発行

武豊本はたくさん。
この2冊以外にも持っています。
「この馬に聞いた!」は、武豊が騎乗した数々数々数々・・(恐ろしいほど多い)の名馬について語っている。
サイレンススズカの章を読み直して、目頭が熱くなってしまった、、

関係ないけど、いまだに「ウマ娘」を観ることができない。
サイレンススズカが無事に走っているのを観るだけで泣きそうになるから、、笑


後藤浩輝著・2016年6月発行

これも積読にしてしまっている本。
今少しつまみ読みしてみたら、あとがきは福永祐一が書いていたんだ。。
後藤浩輝のことをしょっちゅう思い出すと書いている。


”死”と隣り合わせの騎手という仕事を生業にしている男たち。
精悍な顔つき。
今の騎手はだいぶ優しい顔つきになったと思うけど、それでもやはり、目の奥に宿る光には鋭いものがあると思う。

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