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ロマンチックウォリアー、名勝負が多すぎ・・。(安田記念参考)



週末の安田記念が楽しみすぎて・・

表題の通りなのですが、昨日の記事につづき、安田記念出走予定のロマンチックウォリアーの過去のレースから”BEST 3"を選ぼうと思ったのですが、改めて見直してみると、名勝負だらけでした。

改めて、ドラマチックな馬です。

香港では、同年代のカリフォルニアスパングルがいて、2歳年上に世界の賞金王・ゴールデンシックスティという強力なライバルがいる。

この2頭との対決もドラマチックなのに加え、日本から香港に遠征した数々のトップホース(プログノーシス、パンサラッサ、レイパパレ、ヒシイグアス、ダノンザキッド、ジャックドール、ジオグリフ、ジェラルディーナ、ローシャムパーク)をすべて、4戦に渡って退けている。一度も負けていないのだからすごい。

さらに、昨秋にはオーストラリア遠征を敢行し、大レース・コックスプレートを制しています。

現在、成績は19戦14勝、2着が3回とほとんど崩れたことがありません。

前置きが長くなりましたが、BEST3レースを独断と偏見で選んでみました。


BEST3「香港ダービー」(2022年3月・香港シャティン競馬場)

1番人気はカリフォルニアスパングルに譲りましたが、直線でその相手に並びかけ、残り100メートルからばっちり馬体を合わせての火花の散るような叩き合い。

最後は、頭差だけ競り勝ち、見事にダービーの栄冠を勝ち取りました。

(BEST3には入れられなかったものの、このカリフォルニアスパングルとの最初の対決となった香港4歳三冠の緒戦、クラシックマイルのロマンチックウォリアーの最後の脚はすごいです。)


BEST2「コックスプレート」(2023年10月・オーストラリア ムーニーヴァレー競馬場)

昨秋、オーストラリア遠征を敢行しての勝利。

このムーニーヴァレー競馬場は、最後の直線が173メートルしかないという特徴があります。東京競馬場が約526メートルもあるのと比べると、本当に短いです。

このレースでは、同コースを知り尽くす地元のマクドナルド騎手が見事な仕掛けで、ゴール板ぎりぎりでの差し切り勝ちという非常にスリリングなレースでした。


BEST1「香港カップ」(2022年12月・香港シャティン競馬場)

ベストレースには、日本のG1馬5頭を退けて圧勝したこのレースを挙げたいと思います。ロマンチックウォリアーの14勝のうち、2着馬に最も差をつけて勝ったのがこのレース。

2着は日本から遠征したダノンザキッドでしたが、つけられた差は4馬身1/2と、完敗の内容でした。

ロマンチックウォリアーにとって10戦目(9勝目)で、その後ももちろん強いのですが、この時の強さには唖然とするしかありません。(レースを見直すと、最後はマクドナルド騎手も強く追わず流しています。)


番外編、香港BIG3対決

最後に、もう1レースだけ名勝負をご紹介させてください。
ロマンチックウォリアーは2着に負けてしまったので、番外編ということで。

ロマンチックウォリアー、カリフォルニアスパングル、そして世界の賞金王・ゴールデンシックスティの「三強」が顔合わせした唯一のレース、2023年1月のスチュワーズカップです。

このレースは、広東語の迫力ある実況でどうぞ。
逃げるのがカリフォルニアスパングル(加州星球)、二番手がロマンチックウォリアー(浪漫勇士)、三番手がゴールデンシックスティ(金鎗六十)です。


日本でも、2020年のジャパンカップでアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトと、三冠馬が対決した名勝負がありましたが、これはさながら香港版BIG3対決。

スタート後、この3頭がスッと一番手、二番手、三番手に位置どり、結局ゴールまで3頭の争いというのも見応えがあります。


安田記念、楽しみです。

ただ、私今中国にいるので、現地観戦できない。ううう、、😢


<おまけ>
ロマンチックウォリアーの馬主さん、ピーターさんの昨秋のインタビューが、youtubeにありました。

日本遠征への思い、馬主としての苦労、喜びなどをお話されていて興味深い内容でした。

別ブログに飛びますが内容をご紹介しています。
興味のある方、是非ご覧ください。


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