◯と△の詩
過去を手繰り寄せるように、そこには愛があるように、優しく紐解いていくための夜があった
ちゃんとあったはずでしょう
君の中にはずっとあの時のままの、
淡く脆い、儚くも尊い、
ただその瞳に映るひとのことを分かりたかっただけの 心の声が今も聴こえている。
ショッピングモールの隅っこの、
ちょっぴりしたカッフェの、
中でコーヒーとケーキが向かい合わせで
◯と△しか並んでいなかった
ここから先は
103字
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?