34歳、無能に気づく

どうもドンタコスです。
言いたい事自由に書きます。


僕は無能です。
それに気がつきましたので、ご査収願います。

まずは34歳サラリーマンのこれまでのキャリアを書いてみます。


18歳 好きな子が受験するからと、何も考えず学部を決め、大学入学。
その年、3ヶ月で通わなくなり、バイトしながら朝からパチンコに通う日々。

19歳 大学復帰も単位数足りず二年生で留年確定。

22歳 インターンに参加。将来の仕事を考えるも何もしたい事がないため、ダラダラ学生時代を過ごす。
その年、震災が起き、就職難の時代に入ったことで、アルバイトの延長の小売業に入ると決める。

23歳 新卒一年目。働くのが嫌過ぎて自己啓発や音楽などを漁りまくる。

24歳 職場の上司とうまくやれないことから精神的に崩し休職する。

25歳 退職。一年間公務員になるべく勉強するが、やる気がないためサボる日々。ここで350万あった貯金尽きる。

26歳 公務員試験落ちてから実家で引きこもり生活。何をするでもなくギター弾いたり読書したりする日々を送るが、向上心や才能、情熱はないのでどれも一芸に秀でる事はなかった。
その年、残業なし、年休125日、有給使えるという理由からコミュ障なのにルート営業始める。
この時点で実家を出る。
ここから地獄の始まり。
同年、上司のパワハラがキツ過ぎて、出張先から逃走。
会社内でヤバいやつと認定され、腫れ物としての日々を送る。
当然社内の風当たりはかなりキツイものとなる。
その年社会不安障害で二度目の休職。
休職期間中はジムやブログ書きなどやってみるがどれも長続きせず。
仮想通貨に軽く手を出し10万失う。

27歳 地方転勤を命じられ、ぬくぬく田舎生活を送るが、誰も知り合いがいない、田舎のコミュニティに馴染めないなどで、孤独な日々を送る。
ひたすらギターを弾いて、音楽を聴くような日々も、特段上達はせず。

28歳 退職。再び新卒の時の会社に入る。
この辺りから自分は何をしてるのか自問自答の日々を送る。

29歳 結婚。

31歳 将来への不安、手に職がない、スキルないなどを理由に物販の副業始める。

32歳 200万近い借金を負い、実家に泣きつく。そこから少しずつ借金返済の日々を送る。

34歳 係長になるが、待遇に不満を持ち同業種に転職。←イマココ



綺麗に仕立て上げる職務経歴書の反対、
裏・職務経歴書とでも言おうものか。
こう書き連ねてみると酷い経歴だ。

社会不適合者だなと、無能だなと、この年になって自覚するわけですわ。

こんな経歴、どっからどうみても無能なわけなのに、生きてる間は、どこかに有能の影を感じようとするんですね。人間って不思議なもんで。

どこかに一発逆転が待ってるんだ。

来年には、生きてきた中でやってきたことの一つが、人様の目に留まり、急に芽が出るんだ。

本当は周りより少し賢いんだ。



ナイナイナイナイ。
そんなのあるわけないんだよ。
種なんか埋まってないから。
芽なんか出ないから。

無能に気づいた34歳おじさんは愕然としたわけですよ。
大袈裟かもしれないけど、自分は今後の人生どう過ごしていけばいいかまで考えるんです。
プライドをもがれた元プライド持ちは、ありのままを受け入れないといけない瞬間が来るんですね。

無能を受け入れた先に

無能おじさんはまず何を思ったか。
逆をやろうと考えました。

今までであれば、人と話をするのに相手を笑わせたい、すごいと思われたい、うざい奴と思われたくないなどと考え、相手に合わせて話題選びや会話の調を変えるようなことばかりしていました。
結果何も喋れない、無口になるなど、弊害ばかり起きてましたが、考えすぎて喋れなくなるくらいなら、思いついた事を喋って、バカと思われて、爆死した方がマシかもと思うようになりました。

プライド高い無能おじさんは周りのアドバイスを簡単には聞き入れません。
これも逆を実践しています。

可能な限り、相手のアドバイス通りにすることに決めました。
奥さんとゲームをたまにやるんですが、アドバイス通りにやると、自己思考のみのプレイより、リザルトからの見直し箇所が増えて、次に活かすべきアイデアが湧き、ゲームが楽しく上達したように感じます。
これは仕事も同じなのかもしれませんね。
バカは人に聞く、頼る。
これは忘れたくないっす。

そして、一つに決め込まない。
今後記事にするつもりですが、マルチポテンシャルライトでいこうということです。
僕は今まで様々なことをやってきました。

サービス業、営業、料理、ブログ、読書、ギター、作詞作曲、宅録、ボイトレ、ジム、副業、占い、ボランティア、パチスロ、ニート、転職etc

どれ一つ形になったとは思えません。
そんな自分がとても嫌いで、自己否定ばかりしてました。
そして無理やり一つに決めて、飽きて、自己嫌悪する、この繰り返しでした。
こうなるくらいなら、どれもやろうと。
一つを良しとしないと決めようと思いました。
世の中は、一つの事を継続する事を賛美しますが、それで苦しむくらないなら、手放してしまえばいいと思うのです。
知的好奇心を大事にしていけばいいと思うのです。

そして何よりも、自分が無能だという事を忘れない。
これが一番大事だと思っています。
有能性の発露は敵です。
根絶やしにしてく覚悟です。

無能の立ち振る舞いはそれはそれで奥深いものだと感じます。
今までと逆をやるんですからね。
無能は、いわば、ありのままの自分に戻る事なのかもしれません。
周りからのたくさんのレッテル、反発等々あるかとは思いますが、同じくらいそんな自分を面白がってくれる人も出てくるのかなと、淡い期待を抱けるまでに、今は気持ちが上向いてます。

これから無能を受け入れた先に日常がどう変化していくのか、じっくり観察したいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が参加している募集

#最近の学び

182,321件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?