19歳までに手に入れる7つの武器:著者 樺沢紫苑 読書感想

この本は特に高校生や大学生、社会に出る前の方々に読んでいただきたい本だと感じました。私は今年で31になりますが。恥ずかしながらこの本に出てくる武器を自信をもって持っていますとは言えません、なのでこれから身につけるべくこの本の内容を元に一つ一つ武器を集めていこうと思いました。

特にレジリエンスという武器はこれから社会に出る人にとっては重要だと思います。レジリエンスとはこの本では「心のしなやかさ」と説明されています。要するにストレスをスルー(やり過ごす)することができるようになる力です。

ストレスに強くなってはダメ??

よくストレスに強くなりたい、強くなれといいますがストレスに強くなってはダメなのです。
例えていうならストレスに強くなりたい人は頑丈な盾、レジリエンスを身に着けたいという人は闘牛士が持っている赤い布を想像してください。
盾(ストレス耐性)は頑丈ですからどんなに強い攻撃でも必ず受け止めてダメージを10の1にしてくれます。
赤い布(レジリエンス)は攻撃を布の方に引き付けてひらりと攻撃をかわしてダメージ0です。
実社会ではストレスに強くなっても10分の1になろうがダメージは蓄積されてきます。どこかで回復をしなければ倒れてしまいますよね。
却ってレジリエンスを鍛えた人はダメージ0なので回復の必要がありません。
このように楽しく、楽に生きるためにレジリエンスが必要なのです。

読書×アウトプットの力

皆さんは読書してますか?私は少なくとも月に10冊は本を読んでいます。内容はビジネス書が大半ですが、自己啓発や小説も大好きです。特に東野圭吾先生の作品は登場人物の心情が深く伝わってきてその世界にいるような感覚に浸れるので大好きです。
さて、読書をしていると下のようなメリットがあるそうです

  1. IQアップ

  2. 脳の活性化

  3. 集中力が高まる

  4. コミュニケーション力、共感力アップ

  5. 自己肯定感が高まる

等々他にもありますがこれくらいにしておきます。
要するに読書は最高にコスパ、タイパがいい趣味だということです。
ですがただ読書をするだけではもったいない、本を読んだ勉強になった個所を人に話したり、SNSに投稿したりしてアウトプットをしないと脳に定着しないのです。
かくいう私も学んだことをちゃんと頭に落とし込むために読書感想をここに掲載していてまだまだ特訓中であります。
この「本を読む(インプット)→誰かに話す、SNSに投稿する(アウトプット)」のサイクルが自己成長のカギになってきます。
さらに、フィードバック(振り返る、見直す、修正×反省)があるともっと自己成長にブーストがかかります。
このアウトプットサイクル(インプット→アウトプット→フィードバック)を回すか回さないかで人生が大きく変わってくるのです。
最初にお伝えした通り私は今年で31歳になります。だから遅いととらえて今まで通り過ごすのか、まだ成長できると自分を奮起させて自己成長にいそしむのか私は後者を選びたいと思います。

あなたはどちらを選びますか?


著者:樺沢紫苑

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