犬とタスマニア 旅行記2(ホバート)
前回の続き。
タスマニアの首都ホバート近郊で、犬も一緒に連れて行けたスポットや宿泊先をまとめました。
ホバート散策
広い歩道にヨーロッパのようなオープンカフェが並ぶサラマンカプレイスを散歩。
ケリーの階段を上がって、バッテリーポイントへ。
海を見下ろす高台のエリアに高級感あるお店が並んでいて、まるで横浜か神戸のような雰囲気でした。
Jackman&McRoss(Bakery cafe)
バッテリーポイントの人気ベーカリー。ショーケースのケーキはどれも美味しそうで、全部試したくなります。
外の席は犬連れもOKですが、席数が少ないのでウェイティング覚悟。また、テーブルが狭いのでガッツリ食べるのは厳しいかも。
歩道が狭く、我が家の犬が道行く人や犬に反応するのを抑えるのに必死で、あまりゆっくり食事を楽しむことはできなかったです。
店員さんも忙しそうで、ピリついた空気が流れていたのがちょっと残念でした。この辺は時間帯やタイミングによると思います。
クラシックなお店の雰囲気は素敵ですし、美味しいので、訪れる価値はありです。
St Davids Park(公園)
バッテリーポイントやサラマンカプレイスにも近い公園。
美しい芝生に涼しい木陰と、犬の散歩にぴったりです。
私たちが訪れたのはボクシングデーの祝日の朝。
人もまばらで、美しい公園の景色を楽しみながら朝ごはんのパンをベンチで食べました。
世界遺産ポート・アーサー
ホバートから1時間半ほどのところにあるポート・アーサー史跡地区。
イギリスから送られてきた流刑囚たちが収容されていた場所で、オーストラリア流刑地史跡世界遺産の一つとして公開されています。
真っ青な海に小さな島が浮かぶ入江、歴史を感じさせる朽ちかけた建物。青々とした芝生に庭園の花も美しく、かつて流刑地だったとは信じられないほどゆったりとした庭園のような空間です。
ここは犬も連れて入ることができる珍しい観光スポット。
広々とした公園のようなスペースで、自由に回ることができます。
貴重な史跡を犬を散歩させながら見て回るというのは、なかなか楽しい体験です。
犬を連れて入る場合は、入り口の建物でチケットを買う際に、犬を連れていることを伝えます。
一般入場口とは別の入り口(建物の横の木戸)に案内されるので、そこから犬も一緒に入ります。
Introductory Entry Tour
入場チケットにはIntroductory Entry Tourが含まれています。
これは屋外でのツアーなので、犬も連れて回ることができます。
広々とした芝生の上で犬もクンクンしたり寝そべったりとのんびりペースで散歩ができますよ。
ハーバークルーズ
こちらも入場チケットに含まれている20分の入江クルーズ。
犬はダメかなと思いましたが、うちは小型犬なので抱っこしたまま乗船したら特に止められることもありませんでした。
※スタッフの人に確認したら犬は断られるかもしれません。大丈夫という確認を取ったわけではありませんので、そこはご了承ください。
犬も泊まれるMount Rumney Escapes
ホバート近郊でペット可の宿をBooking.comで探しました。
私たちが泊まったのは、ホバートから車で20分ほどのMount Rumney Escapes。
Mount Rumneyという名前のとおり、小高い山の尾根道を登った先にあります。
舗装もないユーカリの林道を上り、さらにズルズルと滑りそうな急傾斜の砂利道を下り、本当にこの道で大丈夫なの?と不安になるほど。
プレハブの簡素な宿ですが、清潔で、キッチン用品もひととおり揃っているので不便はありませんでした。
二つある寝室のうち一つには大きめのベッド、もう一つには二段ベッドが二つあり、運転で疲れた夫は大きめベッドでゆっくり寝てもらい、子供たちと私は二段ベッドで寝ました。
壁には、オーナーさんの亡き愛犬の写真とともにこんな言葉が。
ロジャー・カラスというアメリカの野生動物写真家の言葉。
犬が好きなオーナーさんなんだなと好感が持てました。
ここはファームらしく、庭の柵の外に馬が来たり、鶏が歩いていたりと、なかなか面白い経験ができました。
高台にあるので景色が良く、遠くに海を見下ろすことができます。
外に出れば、爽やかなユーカリの香りが漂うロケーション最高の宿でした。
※メルボルン〜タスマニアのフェリーについては旅行記1にまとめました。よかったらご覧ください。
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