メルボルンで家を借りる
メルボルンはだいぶ春らしい暖かさになってきました。
でもこの寒いアパートではデロンギが手放せません。(外のほうが暖かい)
しかも天井が薄いのか、上の階の住人が音楽を聴いたり物を落としたりする音がよく聞こえます。
時々友達を呼んで大騒ぎするので困りもの。
先週末は夜中の2時頃に大声で大合唱を始めました。
さすがに他の部屋の住人も怒ったようで、「ドンドンドンドン!」というノックの音の後に、男の人が話す声。
そしてその後は静かになりました……(寝たらしい)。
こんな感じなので、このアパートの契約延長はあり得ません。
ということで、この数週間は家探し。
1軒目との出会い
先週、FaceTimeでの内覧した家は、予想以上に良い感じ。
とはいえ、今借りているアパートで「実物を見ずに判断するのは危険」と身を以て感じたので、タクシーを手配して内覧に行きました。
※ちなみにロックダウンが緩和され、内覧は1名+パートナー1名までOK。子どもたちは制限人数にカウントされません。
実際に訪れたその家は、ちょっと古いけど、とてもきれいな豪邸。
部屋は明るいし、海も近いし、閑静なエリアでとても気に入りました。
会社へのアクセスも、駅がまあまあ近いので通勤時間は想定内。
様々な条件をクリアする良い物件です。
でも、一つ問題発生。
予算オーバー
賃料がこちらの予算をオーバーしていました。
不動産業者からこの物件を紹介された時にうちの予算を伝えたところ、「予算内で借りられるようにオーナーと交渉する」と言うので、内覧に行ったのでした。
多少の値引きなら可能だったようですが、実は不動産会社の担当がこちらの予算を高めに勘違いしていたことが判明。
値下げ幅が予想以上だったことに気づいて、担当者も残念そうな表情に……。
今はちょうどコロナで相場が下がっていて、オーナーが当初希望していた値段よりも既に下げて出していた物件で、担当者の表情からも「これ以上の値下げはきっと無理だね〜」と夫と話していました。
契約成立
しかし、意外にもオーナーは少し価格を下げてでもファミリーに借りてもらいたかったようで、値下げに応じてくれたのです。
ただし、2年間のみ。
3年目以降は値上げされると思うので、また引っ越ししないといけなくなりますが、長くても2年以内の契約がほとんどだそうなので、そこはしょうがないかなと思っています。
最初から無理だと思っていたら内覧すらしなかっただろう物件でしたが、トライしてみるものですね。
コロナで不動産マーケットも落ち込み気味というのも、タイミングが良かったのかもしれません。
不動産業者のプロフェッショナルな対応
今回、家探しをしてみて感心したのは、不動産業者の対応。
担当者はアラフィフくらいの女性で、とてもプロフェッショナルな対応をしてくれて満足度が高いです。
昼夜問わずメールの返信が早いし、内覧の時間にも正確。
契約に際しても、夫の細か〜い質問や指摘に対して一つ一つ的確に答えてくれて、非常に勉強になりました。
オージーの不動産業者の中には信用できないような業者もいると聞くので、私達はラッキーなのかもしれません。
もともとこの家の近所に長く住んでいて、地元のこともオーナーの事もよく知っているというのが伝わってきて安心感がもてました。
私達にも信頼感を持ってくれたようで、他にも内覧希望者はいたにも関わらず私達に借りてもらいたい感じでがんばってくれました。
これは、もともとファミリーに貸したいというオーナーの希望があったということもあるけど、不動産業者が日本人駐在員に良いイメージを持ってくれているからではないかと思います。
彼女の会社では他にも日本人ファミリーに貸している物件があるそうなので、日本人はちゃんと支払いをするとか、家をきれいに使うとか、トラブルが少ないとか、そういう良い印象があるんじゃないかなと感じました。
なので、私達もそういう印象を壊さないように、きれいに住まわせてもらいたいなと思いました。
しかしこの家を借りても、家具はIKEAで安いのを揃えると思うので(長くても3年位しかいないし、引っ越したら恐らくもっと狭い家になるため)、ちぐはぐになっちゃうかもというのはちょっと懸念点……。
それでも、せっかく素敵な家を借りることができたチャンスをありがたく受け取って、メルボルン生活を楽しみたいと思います(引越しはまだこれから)。
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