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息子くんの英語がメキメキ上達している

日本人学校に通う息子くん(小学校中学年)。
今年度から英語の授業が始まって半年が過ぎ、苦労しながらも、メキメキ英語力をつけているのがわかる。

Be動詞や一般動詞から始まり、三単現のsや過去形、疑問詞や接続詞。
最近では簡単なリーディングやスピーキングもある。

クラスで唯一の駐在組の息子くんは、「みんなすごい英語しゃべれるんだよ!早すぎて何言ってるのかわからないくらいペラペラなんだよ!」と驚愕している。

今までもEAL(English as an alternative language)の授業はあったのだけど、レベル別に分かれていたので息子くん以外のクラスメートとは別のクラスで、実際に彼らが英語を話すところをしっかり見るのは今年から始まった英語の授業が初めてだったのです。

「みんなお父さんが英語ネイティブだったり、現地校に通っていたりしていたから、英語が話せるのは当たり前だよ。先生もそれはわかっているから、心配しなくて大丈夫だよ。」
と話したら、
「なんでボクのお父さんは英語人(英語ネイティブの人)じゃないの?お父さん、オージーになってよ!」

そりゃ無理だw

しかし、息子くんも必死でクラスメートについていこうとしていて、英語力が格段に上がっているのが側から見てもわかる。

去年はほぼ全く英語を読めなかったし、書くのも先生が板書したのをそのまま写すだけで、単語と単語がつながっていたり、大文字と小文字が混ざっていたりと、理解して書いている感じはなかった。

それが、文法を学び、単語や文章を書くようになったとたん、今までの混沌としていた英語の塊がすっきりと整い、それぞれの形が浮き出てきているような感触がある。
ぐちゃぐちゃに絡み合っていた糸がほどけてくるような。

道端で目にした看板の文字を自分で読んでみたり、習った文法を使って私に質問をしてみたり、先日は英語ネイティブの友人に話しかけられた時に「I have this.」と指でさしながら返事をしていた。
今までは何かを聞かれても無言で頷くか首を振るだけだったのに!!!

息子くんの知っている単語はまだまだ限られているけれど、その限られた語彙の知識を精一杯使って、自分で考えた文章を作り、しかもちゃんとコンテクストも合っている。これはすごい成長だよ……(涙)

これもプレップからここまでの数年間、英語ネイティブの先生によるEALを受けていたり、英語に触れることができる環境という素地があったからこそなのだろう。

うちの息子くんは英語になると消極的で、英語での習い事に通うのも嫌がるタイプ。
親としては「せっかくこんな環境にいるのに」と歯がゆい思いもあったのだけど、子どもはそれぞれのペースで成長しているんだと気づかされた。

毎日の英語の宿題はとても大変で、息子くんはたまにキレそうになっているけれど、なんとか食らいついている。
私も伴走しながら成長を一緒に喜べるというのは本当に貴重なことだなと思いながら、毎日の英語の宿題をみている。



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