スイス留学中の1年間について
コロナで海外旅行も行けないし、自分が3年前にスイスに留学に行った時のことを書きます✌️
2017年の夏から2018年の夏までスイス連邦工科大学に留学に行っていました。これからコロナ終わってスイスに留学したいと考えている人にも役立てれば良いなと思います。
交換留学制度
私は大学とスイス連邦工科大学が協定校だったので、TOEFLの成績と面接で留学の選考が行われました。合格したのがおよそ留学に行く1年前で、そこからオリエンテーションや語学などの諸々の準備を始めました。
言語
私が住んでいたチューリッヒではスイスドイツ語が使われています。
しかし授業はほとんどの修士の授業が英語で、寮も公用語が英語なので、ドイツ語は使いませんでした。行く前にドイツ語検定3級を取りましたが、全く上達しませんでした...😨
スイス連邦工科大学に留学している学生は、隣のチューリッヒ大学のドイツ語の授業を取れるので、「ドイツ語も勉強したい!」なんていう人は積極的に利用できます。
手続きなど
スイスに到着した2週間以内くらいに、Kreisbüroと呼ばれる区役所的なところに行って、許可証を提出します。そして案内に従って、Migrationsamtという移民局に滞在許可カードの申請をしに行きます。
帰国するときは、Rathaus(市役所)に何らかの書類を提出して終わりでした。(覚えてない...) 手続きはすごく簡単でした。
物価
スイスは物価が本当に高いです。感覚として日本の1.5-2倍くらいで、食事は自炊か学食が当たり前でした。
自炊しても、スーパーの食材がそもそも高いので週に1回友達とドイツに買い物に行っていました。チューリッヒから電車で国境ギリギリのWaldshutという街にKauflandというスーパーがあり、日本かそれよりもちょっと安い物価で買い物ができます。オススメです!
授業
留学生だと留学した学部(自分はコンピューターサイエンス学部)の授業が、全体の何割以上みたいな制約があります。しかし、基本的にどんな授業も被らなければ受講しても良く、無理ない範囲で色々選ぶことができます。
自分のとってよかった講義は
- Introduction to Machine Learning
- Probabilistic Artificial Intelligence
- Big data for engineers
- Computational Statistics
です。留学から帰国した後にすぐデータサイエンティストのインターンを始めたのですが、これらの授業で学んだことが生きたと思っています。
交通手段
チューリッヒの街はトラムとバスで移動します。大学もトラムでほぼ行っていました。入国したタイミングで、Zone 110と呼ばれる市内を含む定期券を買ったのでそれをひたすら使っていました。
寮
留学生は寮の申し込みをするときに基本的に寮を選ぶことができません。ある日「こちらの寮になりました」みたいなメールがきて、家賃を振り込みます。
私がいた寮は留学生専用の寮で、160人くらいが入居できるところでした。シャワー・トイレはフロアで共用、キッチン・リビングは全員でひとつを共用でした。160人でリビングとキッチンを共用するおかげで、たくさんの友達ができました👍 金曜日は毎週パーティーが開かれていて賑やかでした!
寮に合わなかった人は、1セメスターで違う寮に移るように申し込んでいた人もいましたが、私はこの寮でとっても楽しかったです!
(寮のリビングルームの写真が全部顔が写ってて載せられない😨)
食べ物
最初のうちは自炊をしていたのですが、だんだん授業が大変になって、昼と夜はMensaと呼ばれる学食で済ませていました。
Mensaに飽きたら、友達とチューリッヒのオペラハウスの近くのパスタ屋か、大学の近くのハンバーガー屋で食べてました。
お気に入りの場所
大学の中にEinsteinとZwesteinというカフェがあります。スイス連邦工科大学はアインシュタインの母校なので、ダジャレ的な名前がついたカフェがあります。私と友達は頻繁にそのカフェで勉強したり雑談したりしていました。
パンやジュース、コーヒーが美味しくて、夏になるとアイスのワゴンがでます。
帰国後
留学であった友達が日本に来てくれたり、うちに2週間ホームステイなどしました。また、仲良くしてた友達と私で韓国の友達に会いに行きました!
去年も別の友達が日本に来る予定でしたが、コロナで保留になってます😞
帰国後どうしても将来チューリッヒに戻りたいな〜と思い、スイスにオフィスがある興味がある企業の面接に受けに行ったりしていました。(結局院に進みました)
まとめ
勉強死ぬほど大変だったけど、超楽しかった!!!!!また絶対行きたい!!!