星屋の小論文(多摩美2018)
2018年多摩美A課題「次の言葉について自分の考えを四〇〇字程度で書きなさい。『樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。しかし実際には、種なのだ。』(ニーチェ/哲学者)」その1です。「種」の栄養なら果実ではなく「胚乳」なんでしょうかと科学的な特定は甘い文章です。また、ニーチェは好きな哲学者ですが、このフレーズ自体はぐっと来なかったので、もう少し話を広げていこうと狙いました!
2018年多摩美A課題「次の言葉について自分の考えを四〇〇字程度で書きなさい。『樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。しかし実際には、種なのだ。』(ニーチェ/哲学者)」その2です。自分が残すなら種か実か、という問いを答えるという迷走感のある小論文ですが、自分が生きていることを論じると意外と答えとして成立しているでしょう。
2018年多摩美B課題「次の言葉について自分の考えを四〇〇字程度で書きなさい。『どこに行こうとしているのかわからないのに、決して遠くまで行けるものではない。』(ゲーテ/詩人・小説家)」その1です。連想する具体例を書いて、それから言いやすい主張を書いた文章です。それにしても、この方向音痴についてはもうちょっと何とかできたのではないかと思いました。
2018年多摩美B課題「次の言葉について自分の考えを四〇〇字程度で書きなさい。『どこに行こうとしているのかわからないのに、決して遠くまで行けるものではない。』(ゲーテ/詩人・小説家)」その2です。ボイジャーの具体例から書き得ることを考えて書きました。ところで、私は名前に星が入っていますが天体に詳しくなく、スイングバイについては友人の薫陶によるものです。利用できるものは何でも利用するのが、いきなり課題が与えられる小論文の基本態度だと思います!
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