自分に合う仕事を見つけてみる
「働く」ことについて本当に大切なこと、の要点だけまとめています。(随時更新していきます。)
本記事からわかるようになること
・働くことに対する新たな視点
・自分に合う仕事の見つめ方
・仕事とは何か?
自分に合う仕事を見つけること
「ジョブとキャリアとコーリング」
ジョブ・・お金を得るための手段と捉える
キャリア・・仕事に価値を置き、お金だけでなく、出世や名声を得ることを目的とする。
*社会的地位を求める人は若者に多い。でもこれから同じ会社でポストを狙うのは厳しい。上に行けば行くほど、狭くなるから。何年も同じポストにいたら、上昇、前進をアイデンティティとしていると苦しくなる。
コーリング・・仕事と生活を切り離さず、仕事そのものが目的であり、仕事をすることが生きがいになることがコーリング。コーリングは、地位に関係なく、己の最善をつくすようになる。仕事そのもので社会に対する貢献を感じることができれば、自己の存在意義を感じることができるから。
【自分の仕事に合う仕事を探す4つの作業】
1.過去の棚卸作業
問い
成功体験、失敗体験、うれしかった経験、悲しかった経験、影響を受けた出来事、本、人。岐路に立たされたときに行った判断。強み、弱み。好きなこと、嫌いなこと、避けたいこと、得意なこと、不得意なこと。
これらで自己理解、自分はどういう人間なのか、何をしたときに喜びを感じるのかを理解する。起こった事象を見て、なぜそうなのか?で深堀する。
また、自己理解だけでなく、他者からの自分の見え方を聞こう。
2.将来を描くこと
理想で構わない。将来を考える姿勢に意味がある。仕事だけでなく、生活全般のことも考える。
問い
結婚するパートナー、子供、住む家、趣味、休日の過ごし方、地域とのかかわり方、等。ここでは、とにかく発散することが大事である。
次は、なぜそれが自分にとって理想なのかを整理する。漁師とビジネスマン。
理想の生活を本当にしたいのか?そうしたときに生きる意味は何か?なぜ、十分に豊かな生活をしても仕事をするのか?等。
天職を探すことをあきらめるな
・仕事に自分をデザインするのか、合う仕事を見つけるか。
寿司職人、現代の転職の思考か
・仕事はタスクの塊。好きな仕事でも嫌いなタスクはあるはず。
→若いうちにタスクの評価をしていくことが大事。
*しっかりと経験して結果を出してから向いているかどうかを判断する。
→徐々にのめりこむという事もある。
*これらは仕事をするうえでしかわからないこと。だから適当にするのではなくある程度仮説を立てていくことが大事。それを続ける姿勢が大事。
WCM思考
Will・・・何をしたいのか?
Can・・・なにができるのか?
Must・・・なにをするべきなのか?
やりたいことが見つからないなら、できることを増やそう。
3.仕事、会社、業界を知ること
いい会社とは何か?「いい会社とは?」より
・時代の変化に適応するために自らを変革させている
・人を尊重し、人の能力を十分に生かすような経営
・長期的な視点の元、経営が行われている
・社会の中での存在意義を意識し、社会への貢献を行っている
・心が揺れることで自分を知る。
仕事や会社、業界を知るうちに、惹かれることがある。ある会社に心地よさを感じたり。
自分がなぜそういった感情を抱いたのか?を自問することで天職に近づく
4.明日やることを決める
過去の棚卸、未来の想像、仕事・業界・会社を知るだけでは見えてこない。
とにかくアクションを起こす。
→OB訪問、気になる企業がわからないならアセスメントを受ける。仕事に関する本を読むetc
とにかく動く、チャンスを逃さない。
*仕事を自分に合うようにデザインする
多くの仕事は、アウトプットは求められるが、やり方については任されている。時には、アウトプットも組織の方針に沿っていれば、自分で設定できる。この時、この仕事は向いている、向いていないという議論はナンセンスである。
ただまとめるだけでは面白くないので、過去の棚卸の例を載せます。
1.過去の棚卸。
過去の棚卸をした際に強みが見つかったので、ストーリー仕立てにしてみました。
僕の場合は、強みとして物事を客観的に俯瞰して、自分がすべきことや役割を認識して行動することにある。
この強みを生み出したのは、中学の時の経験が大きかった。
中学の時に病気であることが判明して、それまで自分の生きがいであった野球選手生命が脅かされた。
この出来事から、野球をやめるか、選手としてプレーしなくてもチームに残るのかの選択を迫られた。
その時に影響を受けたドラマがあった。「プロポーズ大作戦」、「僕のいた時間」である。
これらのドラマのメッセージは、今を大事にしろ。という事。
ここで悟ったのは、病気である事実は変わらないという事。しかし、今をどう生きるか、これからをどうするのかという未来は自分次第で変えられるという事。
そこから、自分は今、何をするべきなのか?という問いを持つようになった。自分の役割を認識するようになった。
僕がとった選択は、チームに残りチームを支える仕事をすること。
そこには、やはり仲間に貢献したいという想いがあったから。
病気で野球を続けることはできないけど、それでも仲間として必要としてくれた事実がとてもうれしかった。
それだけじゃない。本気で上を目指しているチームの雰囲気が好きだったのかもしれない。
その年の新人戦で優勝。夏の県大会も優勝し、全国大会ベスト8まで躍進を続け、仲間と喜びを分かち合えたことが僕にとって大きな財産になった。
それからは、高校でもその強みは発揮されていた。
留学したときに自分の英語力不足でうまくコミュニケーションをとれずに、ホストファミリーと会話ができなくなって、自分の部屋にこもるようになった。
部屋の中で自分の殻を破れないでいた自分に問う。
「お前は何をしにきたんだ?できることはないのか?」
そこから今思っていることを素直にかきとめ、手紙としてホストマザーの部屋にそっと差し出した。以後は最高の留学にすることができた。
高校の体育祭でも、大学のサークル活動でも、周りを見た上で、自分が今すべき役割を認識し、何が大事なのかを考えることで、行動してきた。
インターンでもそうだった。メンバーを見て、自分が貢献できそうなことはないかを常に考えていた。
このようにして、関わる人や組織にいい影響を与えられ、貢献できたときに大きな喜びを感じていた。
まとめると、「物事を客観視して、何をするべきなのかを考え、実行すること」が僕の強みである。
他に見つかった特性を羅列していく
・チームで動くのが好き
・思考(試行)のプロセスが好き
・好奇心が旺盛
・改善するのが好き
・気持ちの切り替えの早さがリニアモーターカー
・一度ハマると沼に入る(熱くなるスピードが速い)
・誰とでも難なく関われる
・自分の実力で貢献することもうれしいが、その過程を楽しめる。
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