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【薬局の会計無人化が実現!?】薬局専用自動精算機ファーマキューブとは?

初めまして。薬局の会計自動化を実現する自動精算機《ファーマキューブ》の中の人です。

このnoteは、薬局で働く方々はもちろん、様々な方に私たち(特に私について)深く知っていただく機会を作りたい!そう考えはじめさせていただきました。

また、薬局の現場を多く見てきて感じたことや、経営に役立つと考えられる情報なども発信していこうと思います。

お気軽に”いいね”、”フォロー”いただけると嬉しいです。


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薬局専用自動精算機って何よ?

自動精算機とは、一言で言うとお会計を自動で行うための機械です。

↓↓↓ こんなやつです ↓↓↓

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今や、駅、ホテル、スーパー、コンビニ、ユニクロ、至る所で見かけるようになったのでご存知の方も多いのではないでしょうか?

私たちは元々、その自動精算機を病院・クリニック様むけに開発・販売を行っていました。医療機関と共同開発ささせていただき、おかげさまで非常に多くの医療機関様に我々の製品をご導入いただけることになりました。

そんな中、複数の薬局様より「薬局の現場にあった自動精算機を開発してくれないか?」とお声がけいただき、今年から薬局専門に自動精算機の開発・販売を行わせていただくこととなりました。


自動精算機・POSレジ・自動釣り銭機の違い

レジ周りの製品には、

・自動精算機(ファーマキューブ)
・POSレジ
・自動釣り銭機

などがあります。

選ぶ側からすると名前だけ言われてもよくわからないですよね。。。

これらそれぞれについて、目的・メリット・デメリットをまとめてお伝えしたいと思います。

表に表すと下記のような感じになります。

スクリーンショット 2021-01-09 1.24.12

詳しくそれぞれ見ていきましょう。


POSレジとは?

POSレジは何かと言いますと、

販売情報を管理するシステムを搭載したレジです。

レジをIoT化したモノとでも言いましょうか。

大企業のリクルートさんの”エアレジ”なんかが有名ですので皆さんもご存知かと思います。

これは、「どの患者さんが、いつ、何を、どれくらい買ったか?」と言うデータが蓄積されます。

それらのデータを活用することで、締め作業を効率化させたり、マーケティングに活用したり、在庫の管理など様々な用途が考えられます。

POSレジの主な目的は、会計情報のデータ化といえます。

なので、POSレジは、レジ自体が商品なのではなく、POSシステムが商品になりますね。

●POSレジの目的
・会計情報のデータ化


自動釣り銭機とは?

自動釣り銭機は、お金を入れると自動的に計算し、お釣りまで出してくれるレジです。写真はこんな感じ。

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株式会社新世紀HPより引用

メリットとしては、お金を自動的に計算、お釣りまで出してくれるので、お金の数え間違いがなくなります。

また、自動釣り銭機は基本的には、会計データも蓄積できるものがほとんどなので、「POSレジ+釣り銭を出してくれるモノ」と言う感じですね。

受付の中に設置するのですが、結構大きいのがデメリット

自動釣り銭機導入の目的は、

●自動釣り銭機の目的
・会計情報のデータ化
・釣り銭間違いをなくすこと

の2点になります。その結果、1日の締め作業といった残業が少なくなるのがいちばんのメリットとなります。


自動精算機とは?

自動精算機の目的は、「会計情報のデータ化+会計業務の無人化」です。

患者さんご自身で会計を完結していただきますので、お会計の対応業務が無くなります。

会計業務に割かれる時間がなくなる、会計情報のデータ化、締め作業の削減が実現できます。

POSレジ、自動釣り銭機の進化系と言えるかと。。。w

●自動精算機の目的
・会計情報のデータ化
・会計業務自体をなくす

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薬局の現場の課題を調べました!

我々がファーマキューブを開発するにあたって、まずは、薬局の現場のお会計に関する課題を整理するために、実際の現場を見まくりました

本当に張り付いて、足が棒になるとはこう言うことか、、、と、、、泣

しかしそのおかげで、多くのことが見えてきました。

「これって、薬剤師がやるべき仕事なのか?」と疑問に思右ことも多々ありました。

その中でも、やっぱり会計業務は無駄だな、、、と。

そこで、会計業務にどれほど時間が発生しているか、タイムスタディをさせていただいたのですが。。。その結果がかなり驚愕でした。

・患者一人にかかる会計時間:平均50秒/人
・1日の締め作業にかかる残業時間:平均17分

会計にかかる時間に関しては、患者さん一人当たりで約1分ですから、1日100人来局される店舗だと100分物時間を会計業務に当てていることがわかります。

また、締め作業に関しては、多い薬局さんだと一日30分程度かかっているところもありました。

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現場改善に向けたファーマキューブの機能

先述した現場への張り付き”によりこの製品の提供価値として、

薬局からお金の業務をなくし、”薬局の本来の価値”を実現する

ことを目指して、各種機能を実装することにしました。

現場の課題を受けて、ファーマキューブには、様々機能がありますがその中でも特に下記が重要であるとの結論に至りました。

①レセコンとの連携
②OTC、物販に対応
③コンパクトなサイズ

①レセコンとの連携
これは必須ですよね。レセコンと連携させることで、自動的に会計情報を自動精算機に反映させることができます。患者さんが精算機にいって、

②OTC、物販に対応
こちらも最近は重要性が増していると考えられました。OTCや物販の商品もバーコード読み取りで自動精算機に会計情報を反映させられるようにしました。通常の保険の支払いと同時に会計できますし、保険と自費と分けてデータの管理もできるようにしました。

③コンパクトなサイズ
こちらも非常に大切だとわかりました。実際に薬局の店舗は医療機関と比べると小さい店舗様が多いです。そのため、「自動精算機を入れたいけどおけない」といった課題も見受けられましたので、かなりサイズは意識して開発しました。

そのほかにも、機能がありますが、主に上記3つは大切だと考えます。

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ファーマキューブを導入した事例

先ほど現場を見学させていただいた薬局様に、ファーマキューブを導入していただいた結果、非常に費用対効果を実感していただけましたのでご紹介します。

もちろん会計業務の大幅な削減は実現できました。

・患者一人にかかる会計時間:0秒/人
・1日の締め作業にかかる残業時間:平均1分

その結果、薬剤師の人件費で換算するとかなり大きな費用対効果となりました。

しかし、それ以外にも様々な効果を実感していただけたようです。

・会計業務が削減された分、そのほかのことに時間が使えるようになった
・服薬指導の時間をしっかり確保できるようになった
・感染対策として非常に有効

A薬局様で感じていただいた効果一覧

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これは非常に嬉しい結果でした。

この経験から、私もこの製品はもっと世の中に広がるべきだと確信いたしました!!


まとめ

今回は、私の関わる薬局専門自動精算機《ファーマキューブ》についてお伝えさせていただきました。

少しは知っていただけましたでしょうか?

今後もnoteを通じて皆様とより良い薬局運営について考えていければと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。


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