広瀬好伸 / 株式会社Scale Cloud代表取締役

株式会社Scale Cloud代表/京大卒/公認会計士・税理士//KPIで予算達成度と…

広瀬好伸 / 株式会社Scale Cloud代表取締役

株式会社Scale Cloud代表/京大卒/公認会計士・税理士//KPIで予算達成度とその再現性を高める経営マネジメントシステム「Scale Cloud」を開発・提供 /コンサル実績800社以上/IPO支援実績4社/i-plugとNATTY SWANKYの社外役員

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  • KPIで予算達成度とその再現性を高めよう

    株式会社Scale Cloudで代表取締役を務めさせていただいている広瀬です。 わたしは20年以上予実管理業務に携わりたくさんの課題と向き合いながら、「予算の達成度を上げるにはどうしたらいいか?」、かつ、「予算達成の再現性を高めるにはどうしたらいいか?」を模索してきました。 これまで800社以上の経営管理支援業務に携わる機会をいただきましたが、そうした経験を踏まえて、今回、予算の達成度とその再現性を高める方法として、KPIを活用する方法について書いてみたいと思います。 「予算を達成したい!」「その再現性を高めたい!」と思っている方々のお役に立てれば幸いです。

  • 経営企画コミュニティ

    経営企画コミュニティに関する記事をまとめたマガジンです。

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経営企画コミュニティーのご案内

わたしは、Scale Cloudを通じて経営企画の方々とお付き合いさせていただくことが多いです。 経営企画という職種は多岐にわたる業務を抱えていらっしゃって、事業戦略の策定や企業の成長、変革の推進において中心的な役割を果たしていらっしゃいます。 ただ、その重要性にもかかわらず、横のつながりが少なく、「もっとより良く業務を進める方法がないか」、「他の会社はどうしているのか」といった悩みをよく耳にします。 特に、ここ数年間のコロナウイルスの影響で大きな変化が生じて、経営企画

    • KPIの運用_Vol.5 社内で浸透させるには?

      これまで「KPIで予算達成度とその再現性を高めよう」シリーズとして、「KPIの設計」と「KPIの運用」について書き進めてきましたが、このシリーズの最後となる今回は、「予算達成度とその再現性を高めるために、KPIの運用を社内で浸透させる方法」について書いてみたいと思います。 数字はコミュニケーションツール&モノサシ数字は客観的な視点を与えてくれる「物差し(ツール)」になります。 売上目標が達成できない時に、「もっと商談の数を増やした方がいいのかな」と感覚的に考えるのではなく

      • KPIの運用_Vol.4 どのKPIから改善するか?

        これまで「KPIで予算達成度とその再現性を高めよう」シリーズとして、「KPIの設計」と「KPIの運用」についてシリーズで書き進めてきましたが、今回はこれまでの内容を踏まえて、「どのKPIから改善するか」について書いてみたいと思います。 目先の結果ばかりを追いかけない結果指標のKPIと先行指標のKPIは、どちらが重要でしょうか?  答えは「どちらも」です。 ただ、「重要の意味」が違います。 結果指標は今月の売上目標を達成するために重要で、先行指標は来月以降の売上目標を達

        • KPIの運用_Vol.3 KPIでフォーキャストする

          「KPIで予算達成度とその再現性を高めよう」シリーズとして、前回はKPIを活用したPDCAにおける”KPIを活用したCheck”「KPIの運用_Vol.2 KPIでCheckする」について書きましたが、今回はそれを踏まえたフォーキャストについて書いていきます。 部門間のセクショナリズムやサイロ化を防ぐ各部門で、それぞれが自部門のKPIを達成することに集中するあまり、部門同士であつれきが発生することがあります。 たとえば、マーケティング部門のKPIが「リード数」を増やすこと

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        • KPIで予算達成度とその再現性を高めよう
          11本
        • 経営企画コミュニティ
          8本

        記事

          KPIの運用_Vol.2 KPIでCheckする

          「KPIで予算達成度とその再現性を高めよう」シリーズとして、前回はKPIによる2種類のPlanの立て方「KPIの運用_Vol.1 KPIでPlanをたてる」について書きました。 今回はそのPlanに沿ってDoした結果のCheckについて書いてみます。 順番は「Where→Why→How」行動の量にしても質にしても、目標が未達成だった時、多くの人が行動を数値化せずに、いきなり「How(解決策)」を考え始めます。 しかし、目標を達成していくためには、「How(解決策」よりも「

          KPIの運用_Vol.1 KPIでPlanをたてる

          「KPIで予算達成度とその再現性を高めよう」シリーズとして、前回までの5回に渡る「KPIの設計」編で、目標(KGI)と、それに至るまでのプロセス(KPI)がKPIツリーで明確になったら、次にKGIの目標値を達成するために必要な各KPIの目標値を明確にします。 この目標値の立て方、つまり、Planの立て方には逆算型と積上型があります。 今回は2種類のPlanの立て方とそれぞれのメリット・デメリットについて書いてみます。 逆算型Planのつくり方年単位や月単位でのKGIの目標を

          KPIの運用_Vol.1 KPIでPlanをたてる

          KPIの設計_Vol.5 KPIの優先順位をつける

          「KPIで予算達成度とその再現性を高めよう」シリーズとして、前回は、KPIツリーを細分化していく方法「KPIの設計_Vol.4 KPIツリーを細分化するコツ」について書きました。 KPIツリーを細分化すればするほど、KPIの数が多くなってきます。 今回は、そうしたときのKPIの優先順位のつけ方について書いてみたいと思います。 そもそもKPIは絞るべき?KPIツリーをつくった後の運用パターンとしては次の2つがあります。 パターン①:KPIツリーをそのまま運用する パターン

          KPIの設計_Vol.5 KPIの優先順位をつける

          KPIの設計_Vol.4 KPIツリーを細分化するコツ

          「KPIで予算達成度とその再現性を高めよう」シリーズとして、前回はKPIツリーをつくるにあたっての「KPIの設計_Vol.3 KPIツリーはどこまで細分化する?」について書きました。 前回ではKPIツリーを細分化しないデメリットについて書きましたが、今回はKPIツリーを細分化するときのコツについて書いてみます。 KPIツリーを細分化するコツKPIツリーを細分化するコツは、KGIまでのプロセスをWhat? Why? How?を使って細分化することです。 見込み顧客からW

          KPIの設計_Vol.4 KPIツリーを細分化するコツ

          KPIの設計_Vol.3 KPIツリーはどこまで細分化する?

          「KPIで予算達成度とその再現性を高めよう」シリーズとして、前回はKPIツリーをつくるにあたっての「KPIの設計_Vol.2 トップダウン?ボトムアップ?」について書きました。 今回は、実際にKPIツリーをつくる際に必ず出てくる、「どこまで細かくつくっていけばいいのか」ということについて書いてみたいと思います。 KPIツリーを細分化しないことのデメリットKPIツリーをつくっていくと、「どこまで細分化すればいいのだろう」という疑問が出てくると思います。 そこで、まず、KPI

          KPIの設計_Vol.3 KPIツリーはどこまで細分化する?

          KPIの設計_Vol.2 トップダウン?ボトムアップ?

          「KPIで予算達成度とその再現性を高めよう」シリーズとして、前回はKPIツリーをつくるにあたっての基礎知識「KPIの設計_Vol.1 KPI設計のフレームワーク」を書きました。 今回は、実際にKPIツリーをつくるときに、トップダウンで作る方がいいのか、ボトムアップで作る方がいいのかについて書き進めていきます。 トップダウンで作るかボトムアップで作るかKPIツリーをつくるにあたって、トップダウンとボトムアップのどちらで作るべきかについて、それぞれのメリットとデメリットは以下の

          KPIの設計_Vol.2 トップダウン?ボトムアップ?

          KPIの設計_Vol.1 KPI設計のフレームワーク

          今回からは、前回の「KPIで予算達成度とその再現性を高めよう」の続きとして、どのようにモデリングすればいいのか(KPIの設計)について、複数回にわけて書き進めていこうと思います。 KPIツリーのアウトラインKPIを設計するときに欠かせないフレームワークが「KPIツリー」です。 KPIツリーは、ロジックツリーの一種です。 ロジックツリーとは、ある事柄に対して、それを構成している要素をツリー状に分解して可視化したものです。 KGIを頂点として、それを実現するための要素をKP

          KPIの設計_Vol.1 KPI設計のフレームワーク

          KPIで予算達成度とその再現性を高めよう

          株式会社Scale Cloudで代表取締役を務めさせていただいている広瀬です。 わたしは20年以上予実管理業務に携わりたくさんの課題と向き合いながら、「予算の達成度を上げるにはどうしたらいいか?」、かつ、「予算達成の再現性を高めるにはどうしたらいいか?」を模索してきました。 これまで800社以上の経営管理支援業務に携わる機会をいただきましたが、そうした経験を踏まえて、今回、予算の達成度とその再現性を高める方法として、KPIを活用する方法について書いてみたいと思います。

          KPIで予算達成度とその再現性を高めよう

          経営企画のミッションと企業の未来

          今回、『経営企画アドベントカレンダー2023』を企画し、多くの執筆者の方々にご協力いただき、無事、最終日を迎えることができました。 あらためて、師走の大忙しの中で執筆いただいた執筆者の方々、そして読者の方々に感謝申し上げます。 『経営企画アドベントカレンダー2023』の最終日は、僭越ながら私からお届けしたいと思います。 経営の最適な意思決定を支える経営企画は、その業務範囲が曖昧なゆえに「何でも屋」になってしまっていて、「経営企画業務の定義(=存在意義)」に悩んでいる方は多

          経営企画のミッションと企業の未来

          【経営企画座談会レポート】現場を動かす、経営企画になる方法を話し合ってみた!

          2023/7/4に、営業職39年を経て、経営企画に移った桝森さんと、経営企画と現場の分断をなくす方法をディスカッションする座談会を開きました! 経営企画コミュニティでは、1ー2ヶ月に1回、メンバー同士の深い座談会が行われています。 オフレコだからこそ話せる、自社の取り組みなどを思う存分話していただく会のイベントレポートです。(具体的な内容は、オフレコな内容もあるので、議論した人たち限定。) 「現場を動かす、経営企画になる方法」というテーマにとらわらず、経営企画の役割、課題

          【経営企画座談会レポート】現場を動かす、経営企画になる方法を話し合ってみた!

          【経営企画座談会レポート2】経営企画を属人的ではなく、仕組み化するには?!

          2023/8/23に、エンジニア/データサイエンティストから経営企画に移った山本さんと、経営企画としての最適なデータ活用方法を話し合う会を開きました! 経営企画コミュニティでは、1ー2ヶ月に1回、メンバー同士の深い座談会が行われています。 オフレコだからこそ話せる、自社の取り組みなどを思う存分話していただく会のイベントレポートです。(具体的な内容は、オフレコな内容もあるので、議論した人たち限定としますが、概要を共有します^^) 概要まずは自己紹介と、最近の課題感を共有

          【経営企画座談会レポート2】経営企画を属人的ではなく、仕組み化するには?!

          経営企画1-3年生、集合!フランクな飲み会🍻【少人数飲み会vol.4 vollect佐川さん、中島さん主催】※この会は終了しました

          このコミュニティは、経営企画歴1ー3年目の初心者さんが3割を超えています。 そこで… 「こんな初歩的なこと聞いていいのかな・・・?!」 「他社さんのやり方を参考にしたいけど、レベルが違うと参考にならないな・・」 というお困りごとがあるけど、普段はハードルが高くて相談しにくいと感じる、1ー3年目同士で気兼ねなく話し合ってみませんか? お困り事がなくても、今後のために横のつながりを作るのにもピッタリです。 (もっとフランクに、同じ1ー3年目の仲間と初歩的な話し合いがしたい!という

          経営企画1-3年生、集合!フランクな飲み会🍻【少人数飲み会vol.4 vollect佐川さん、中島さん主催】※この会は終了しました