見出し画像

初めてお金を学んだ場所は

先日、夫とドライブをしている中、偶然にもある場

所をみつけました。店の名は“駄菓子屋よっちゃんの店“

幼い頃はよく100円を手に握りしめ行った思い出深い場所。
(でもここは初めての土地でしたが)

沖縄では”まちゃーぐわぁー“ともいいます。(町のみんなが集まる場所)


最近見かけないねー。‥‥とダンナとドライブ中に話していた所にドンピシャで

私たちの前に現れました!!(まさかのUターンしようと入った小道にあったよ)

ダンナと私は顔を見合わせて「こんなことってあるんだな‥‥」と笑ってしまいました。これは何かのお導き!とばかりに車を停めて、さっそく店内に入ってみることに。


店内に入るとヨボヨボのおじいちゃんがレジの前に座り、「いらっしゃい」と小声で。
夫婦2人で「おじゃまします」と入ると、店内には懐かしい駄菓子たちとともに幼い頃にお目にかからなかったものもありました。(新⭐︎駄菓子)

10円ガムにコーラのラムネ、紅茶が凍らせてある30円の氷菓子(当時はサンチューと呼んでたもの)に占いチョコなど、見るからに「なつかしっ!」と何度、声が出たことか。

また夫とは13も歳が離れているせいか、当時の駄菓子の値段が違っていて、それもまた面白い。

壁を見るとなめ猫カード、スーパーボール、腕に貼れる入れ墨てきなものまで
「あー、こんなのあったなぁー」と話しながら、カゴに駄菓子を入れていく。

さあ、お会計。あー、あの頃も今もレジに駄菓子を持っていき、お金を払う。
足りるかな、どうかなってドキドキしたことも思い出す。
今思えば、お金を使う行為を初めて知った場所って駄菓子屋さんかも。
そんなことなんかも思いながらの会計でした。


「この駄菓子屋やって何年くらいなんですか?」なんて、レジのおじいさんとたわいもない話をしつつ、「今度は子どもたちも連れて遊びに行きます」と会計を終えて、出てきました。
こんな会話もまた、人とつながり、社会性を学んで行ける場所だったんだと今回改めて気づかされました。
スーパーとはまた違う、駄菓子屋(まちゃーぐわぁー)の良い所ですね。


今回、偶然に出会ったお店でしたが、駄菓子だけでなく、いろいろ考えるいい機会をもらえた気がしました。
駄菓子屋は世界を救う……かもしれない、そんな気がしました。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?