やりたいことの見つけ方
おはようございます。べんとうです。
なんと「おはようございます」でブログが始まってしまいました。
ちなみに、睡眠時間は1時間です。
なんか暑すぎて目が覚めて、そこから東海オンエアをひたすら見ちゃったよね。
あとで、ワンチャン仮眠します。
さて、今日のタイトルなんですけど、「やりたいことの見つけ方」ということでお話をしていきたいと思います。
最近、高校生向けのキャリア教育をどうやっていこう、っていうので、自分の中で試行錯誤しているところです。
もっといえば、「キャリアについて考えたい」というニーズを創造するところから始めるために、将来設計の意義について発信しているところです。
高校3年生は、ハッキリ言って、どの学問分野がビビっと来るか、という判断基準で志望校選びをしたのでいいと思います。
ただ、一方でここには罠があって、
「俺は数学が得意だから、数学科に行く」
に留まる理由は、「数 学」という漢字2文字への感情のみに裏付けされているので、危険です。
しっかり、「大学の数学」のサンプル授業を見てから決めるべきです。
(というので、「1日10時間勉強しよう」という価値観がはびこっていると、大学の授業をチラ見する余裕も生まれないし、将来について考える余裕も生まれないから、いかがなものかなって思っている)
こういう話って、要は、どこにモチベーションを感じるかという話なんですけど、一応モチベーションの理論について軽く触れておきますね。
超絶雑に説明すると、世の中には
①やらなあかん!というmustのやる気
②やりたい!というwantのやる気
があります。
①のmustのやる気を「外発的動機づけ」と言い、②のwantのやる気を「内発的動機づけ」と言います。
そして、外発的動機づけは、以下の4つに分類されます。
1.外的調整(怒られないために・人に言われたから)
2.取り入れ的調整(恥をかかないために・不安だから)
3.同一化的調整(自分にとって重要/必要だから)
4.統合的調整(自分の価値観に合うから・やりたいと思うから)
おそらく、熟読されている読者さんは気付かれたと思いますが、「明確な線引き」はありません。
あくまでもグラデーションです。
そして、これら計5つの動機づけ(モチベーション)は、どれが良い悪いという話でもありません。
今僕がこの理論を取り上げたのは、とある人に向けたメッセージを送りたいと考えたからです。
とある人とはだれかと言うと、
そもそも勉強がそこまで好きでもないし、好きな学問分野もない
という人です。
こういう人たちは、おそらくですが、内的調整(内発的動機づけ)によって勉強することは少ないだろうと思います。
一方で、同一化的調整(必要・重要だからやる)や、統合的調整(価値観と一致するからやる)による学びへのモチベーションは、外付け的に高めることも出来ると思います。
そこで、考えなければならないのは、「自分の理念・価値観」かと思います。
必ずしも言語化されていなければいけない訳でもない気がしますが、ふわっとでも考えておくと良いと思います。
しかしながら、この「自分の理念・価値観」というのもなかなか見つけづらいもの。
今日はこの困難な問いに対して、2つのメソッドを提案してみたいと思います。
①本をたくさん読む
本をたくさん読むということは、自分の中の内なる言語(思考やコミュニケーションの源)を増やすということです。
「100の真似は1のオリジナル」という言葉もあります。
たくさんの価値観というシャワーを浴びることで、自分の価値観というものを外付けすることが出来るかと思います。
そのためには、開放性を上げることが重要です。
まずは、「批判的思考」を止め、全て鵜呑みにすることも時には大切。
(もちろん、昨今は批判的思考[critical thinking]の重要性を唱えられているので、それはそれで大事なのですが)
ちなみに、本を読むときは、超絶雑に読んでくださいね。
多分、「本を読む」とかいう行為にヘドが出そうになるタイプの人も居ると思うのですが、
普通に、その本の著者の価値観を浴びるべく、セミナーを受けに行こうと思ったら10万円かかることもザラなので、1000円程度でその人のエッセンスが吸収できると思えば、バチクソに安い自己投資です。
極限までにリスクが低くて、リターンの高い投資ですよ~。
②感情のリフレーミング
僕も、リフレーミングあたりの心理学の理論は詳しくないので、雑な説明になることを許してほしいのですが、
感情に名前を付け直してみましょう。
例えば、「妬み」という感情は、実は「尊敬」に近い気がするのですよね。
「抑うつ」という感情は、「休みたい」という感情に近い気がする。
「不安」という感情は、「希望」に近い気もする。
「好き」なんてのは、「エロい」に近い。
てか、実際に、こういうのって、活性化されている脳の部位が近しいんだよね。
このノリで、もっといってみよう。
「不可能だ」とか「困難だ」とかいうのは、「野心」に近い気がするのよ。
おそらくですが、「自分が過去にできなかった」と認識している事柄って、割かし自分にとっては重要度が高いけど、可能性の低かった分野だと思うのですよね。
だからこそ、将来的な目標として立てるならば、
「現状、自分が無理だ」と思っていること
「こうなればいいのにな~」と思っていること
を、「可能」だと飲み込んで、トライしてみるのもいいんじゃないかなぁと思います。
よくあるのが、「ADHDだから無理」的なのがありますけど、それは、ただオプションで「ハードモード」に設定されただけであって、ゲーム的にはクリアできるものだと思うのですよ。
要は、時間がかかるだけという話であって。
あ、僕もADHDですよ。
軽い方ではあるけど、心理学とか神経科学とか勉強していくうちに、なんとなく打開策が(言語化はまだできてないけど)わかってきたので、今は困ってませんけど。
で、他にも都合よく解釈を変えられる言葉は、外国語の如く翻訳して、変えていきましょう。
例:努力をしたことが無い人
→努力したこと=夢中になって時間が溶けること
というので、相変わらず、全然まとまっていないブログを書いちゃいましたが、ひとまず、こんなもんにしておきます。~
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