英語の勉強法の王道はテキスト丸暗記

英語が苦手で困る、という受験生もかなり多いです。私の高校の同級生も、数学は全国でも1桁に入るくらいの優等生だったのですが、英語は苦手だったようです。

私は父が英語教師だったので、中学、高校と英語はそんなに苦労せず、中学ではほとんど満点でした。それは、中学の英語教師の父と毎日20分程度英語の勉強をしていたからです。

やり方としては、まず、教科書をアメリカ人かイギリス人が読んだテープを聴いて、何を言っているか、想像します。そこで父の解説が入る場合もあります。次にシャドウイングして、音読します。この際、発音やイントネーションが違っていると父からすぐに直されました。

こういう勉強を毎日やっていたので、英語の教科書はほとんど丸暗記していて、英語のテストは満点のことが多かったです。基本的に音読を繰り返して丸暗記します。正しい発音がわかっていると音読が楽しくなります。きれいな発音で音読できると自分はすごい、と自分に酔ったりします(笑

とはいえ、このテキスト丸暗記のやり方は中学では通用しても、高校では楽ではなかったです。どんどん読む教科書や副読本が増えるので全部丸暗記するのはほぼ不可能でしたから。

でも、もし、高校の英語のテキストも丸暗記できれば英語で相当上位に入れるのではないでしょうか?おそらく東京大学にも上位で入れると思います。

私は、メインのテキストも完全には丸暗記できませんでしたが、それでも駿台模試で全国で300番台でした。

私の高校の先輩で旺文社模試で全国3位に入った人は、分厚い英文法の参考書をボロボロになるまで繰り返していました。高校ではそういうやり方でも全国トップクラスになれるようです。英文法の参考書の例文を覚えれば実力が相当上がるでしょう。

そういうわけで、私は受験英語で苦労した記憶があまりないのですが、それでも、リスニングは今でも苦手です。nativeのアメリカ人が普通のスピードで話されるとわからない単語があると何を言っているかわからないこともよくあります。内容がよくわかっている学術関係のセミナーなどは単語がほぼわかっているので聞き取れるのですが・・・

以前、アメリカのベンチャー企業に行ったときも、相手がイタリア系の混じった英語を話されるとどうしても聞き取れないときがありました。そういう意味では学校英語、受験英語は何とかなりましたが、アメリカのレストランなどで、女子高生くらいの店員からパッと聞かれると、全く聞き取れない場合も多かったです。

ということで、そのあたりを改善したいと思って、最近はこんな動画を見て聞き取る練習をしています。便利な時代になったものです。


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