[読書レビュー]夢をかなえる勉強法 伊藤真さん ★★★★
司法試験の伊藤塾で有名な伊藤先生の勉強法の本です。ざっと読んだ感想としては根性論っぽいところが多いなという印象でした。やはり夢をかなえる目標が司法試験レベルになると単なるテクニック的な部分だけでなく根性がものをいう所が出てくるのでしょうか。
個人的なオススメ度は星4つ★★★★です。
印象的だったエピソードとしては、歩きながら寝るとか、高校入試で問題集を背丈まで積み上げるくらいやったとか、超人的なエピソードが面白かったです。メソッドがあったわけでもなく自律的に多相睡眠をやっていたということになります。
いくつかいいなと思った部分をあげてみます。
「有効な無駄」とは何か。それは試験には直接関係ないが、本質を知る上でとても大切で、真のゴールに到達するために必要な知識のこと
本書では憲法の論文を例にあげていました。モチベーションを高めるために必要な無駄、が勉強以外に必要ということです。
試験に合格できるかどうかは、「能力×気力×勉強法」
勉強法ばかりでもダメで、バランスのよい勉強感覚が必要ということですね。
スランプになったら、おめでとう
スランプになるくらいには勉強が進んでいるということ。スランプは次の目標に向かうときに出てくるものです。
部分的な自分の弱点を全体視しない
俯瞰的に物事を捉え、成長マインドを持つことが大事です。
何か一つに没頭して覚えることができる人は、テーマが変わっても同じように覚えられる
ゲームでも何でも夢中になった経験を思い出してみましょう。
毎回、「要するに」と自分に問うことで、勉強力は確実についていく。
要約できるまでの理解が「わかる」ということですね。
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