【答案構成】平成15年特・実 問題II 答案構成
平成15年の特許・実用新案の問題IIについて、答案を作成しました。答案の全文は、以下のリンク先で公開しています(PDFファイルをダウンロード)
【解答例】論文式試験 平15年 特実II
クリック⇒ https://benrishi.booth.pm/items/1408572
この問題の答案構成は以下の通りです
問(１)について
１. 侵害成否の検討
(１). 業・実
(２). 否認はできない
２. 69①について
(１). 「試験」に該当するか(69①)
(２). 該当する ∵ 該当しないと解すると、存続期間が終了した後も、なお相当の期間、特許発明を自由に利用しえない結果となる。
問(２)について それ以外について
１. 効力の制限(68の２)
２. 特許権の譲渡・放棄(98①１)
３. 実施権(77・78)の設定許諾
４. 甲からの購入 ∵消尽
５. 和解・調停
以上
この問題に関連して、次のようなコメントをしました
平成15年の特実問II、医薬発明の存続期間の延長にまつわる出題。今となっては通常実施権の登録がなくなってるので、問題文には改変が必要。延長登録については平成15年以来、論文式試験の出題はない一方で、この間に重要判例が連発されてるのがとても不気味だ。#弁理士試験の出題予想#論文式試験対策 pic.twitter.com/ywwUnO4wJI
— 弁理士試験の出題予想(令和元年モード) (@benrishi_juken) May 16, 2019
医薬特許に関する存続期間の延長について出題すると、化学・生物系の受験生にとって有利になるから出題しづらい事情はあるかもしれない。
— 弁理士試験の出題予想(令和元年モード) (@benrishi_juken) May 16, 2019
マークは必要だけど最優先かと言われれば違うような…#論文式試験対策#弁理士試験の出題予想
なにかご不明な点やご要望があれば、下記からおたずねください
⇒ https://marshmallow-qa.com/benrishi
追伸：答案の書き方をゼロから教える、「論文過去問演習講座」を開講しました
宗教法人としての法人格は有していませんが、お布施・お賽銭・玉串料・初穂料、いかなる名義や名目をもってするかを問わず、すべての浄財は24時間受け付けています(笑)